「忘平成会」で、まるごとぜんぶ忘れたかった
2018年になって、きゅうに数々のイベントを企画することとなった。
きっかけは地味ハロウィンで出会った方々がめちゃめちゃおもしろかったので、
単純にまた会いたいな、話をしたいな、と漠然とおもったことだった。
リンク先は2018年のもの。わたしは2016年から3年連続で参加している。
その想いが高じて、今年の2月に行った「地味ハロ同窓会」が最初の企画である。
めちゃめちゃ個人的な日記である。とにかくたのしかった。
3月からは個人の主催で15人規模の飲み会をし、4月には30人を集めて花見をした。
あまりにも個人的すぎたので、このへんはいっさい記録に残していない。
ただ、このくらいの人数になると「おいおい会社か」ってかんじになる。
いきおいあまって、5月にはほんとに架空の会社を作った。
めちゃめちゃ盛り上がったし、たのしかったし、正直記事はバズった。
夏には花火を見に行ったり、キャンプをした。ほとんど毎月なにかしらのイベントをやっていた気がする。
2年前からの付き合いである、友達のもひもひさんを通じて、千鳥あゆむさんと出会ったのもこの夏だった。
「好きなものを好きなだけ持ち寄って、自由なあんみつを作りたい。」あゆむさんの一言に乗っかって、こんな企画が生まれた。
記事はあゆむさんが書いてくれた。共通の友達のもひもひさんは、否応なしに主催グループに巻き込まれた。
もひもひさんもブログを書いていた。アウトプットはだいじである。
ここから、もひもひ・千鳥あゆむ・少年Bの3人でイベントを企画するという機運が高まった。
9月には「あついのがやだ、知らんひとがこわい、でも祭りはたのしみたい」という、とんでもないわがままを体現したガバガバなおまつり、通称「ガバまつり」を開催した。
記事はあゆむさん。5時間があっという間に過ぎた。意味がわかんなかったけど、さいこうにたのしかった。
もひもひさんは翌日にはブログを書いていた。仕事がはやい。
「平成最後の夏」という、わずか数ヶ月で消費されきった言葉をつかうのもいやなのだが、この夏はなんか、遅れてきた青春ってかんじがした。
ガバまつりの打ち上げとして3人でコリドー街を歩いていたとき*1、ふとこんな会話になった。
「忘年会やりたい。1年じゃなくて、どうせなら人生まるごと忘れたい」
「われわれの世代なら人生=平成じゃない?平成最後だし平成忘れよう」
「おれの平成を紹介し合おう」
「「それだ」」
立ち話どころか、飲み屋をさがしてうろつきながら話していた企画が、このたび実現した。
前置きがながかったが、今年最後の企画がこれだった。
具体的には、まず蒲田のスナックを借りた。3人ともDPZの愛読者であり、「宴会と言えば蒲田」というわたしの提案がすんなり通った*2。
当初はこのまんま蒲田温泉を貸し切る方向で話が進んでいたが、日程の都合等があり、結果的に蒲田のスナックになった*3。昭和の雰囲気が出てよかった。「なんで?」と聞かれたら平成が終わり、昭和が復権するのだ!!とギリギリ昭和生まれであることにかこつけて強弁しようとおもっていた。
そして平成を代表する飲食物を用意するなどした。
用意した食べものは。
・偽装餃子*6
などである。なお、没ネタとしては「食べ残し(手付かずのお料理、と読む)」「スカスカおせち」「段ボール肉まん」などがあった。
飲みものは
・スーパーヤリヤリサワー*8
などが用意された。ノンアルコール飲料として「わたしは寝ていないんだよ!」のコールで提供される「ミルク」も用意しようかという案もあったが、おもにノンアルを欲するわたし*11が牛乳ぎらいなため、あえなく却下となった。
その他、参加者から「平成各年に流行ったお菓子」「平成20年に日本食が宇宙食に採用されたので宇宙食」といった平成を代表する差し入れや「地元のおまんじゅう」「家にあったお酒」など、平成とは関係ないがたいへんありがたいものをいただいた。参加者の善意で成り立っている会である。
ジモコロの記事を読んで、ライターの村中さんにオファーをした。
続いてはわたしのアイスブレイク紙芝居。
一気に昭和の雰囲気になり、コンセプトがあやうくなった。
平成に始まった生配信やキャスのようなものの元祖である。元祖に敬意を表するのはたいせつなことだ。とかなんとか言っているが、おまつりのときに1万円の身銭を切って道具を買ったので、1度で終わらせるのは忍びない。というだけである。機会があればまたやりたい。
#忘平成会
— 宗教 (@dailypotalaka) November 29, 2018
冊子出品します。無料なんで持って帰っていただければ喜びます。
それからライブタイムに演奏します。夢の国のチュロスは必ずやります。それから新曲作ったんでやります。FFさんと即興バンド編成です。よろしく〜 pic.twitter.com/4FbUSrzSaH
平成を代表する同人誌の即売コーナーもあった。
#忘平成会 ではわたしが高校時代に書いた黒歴史小説をまとめた同人誌を作って売りましたが、主催グループのもひもひ(@mo_himo)さんと千鳥あゆむ(@chidoriayumu)さんがそのBちゃん黒歴史小説を考察する同人誌(たのしいぬりえつき)をぶつけてくるという地獄絵図が展開されていました。 pic.twitter.com/RnqaJXdiCR
— 少年B (@raira21) December 3, 2018
自分の黒歴史を売るはずが、もひもひ・千鳥あゆむ両名による合同誌「少年Bの黒歴史小説を解読する本」まで並んでいて、その場から崩れ落ちた。地獄は作れる。
歓談タイムを挟み、平成を代表するプレゼンを行った。
わたしの役目としては、初っ端に極端にレベルの低いものを披露して、参加者の心理的ハードルを下げる、というものだったが、そんな心配など必要なかったほどに、興味深く、おもしろいプレゼンが続いた。結果、わたしだけが滑った。忘平成会なので、そのまま平成の記憶として忘れてもらえてよかった。
#忘平成会 で、のっぽさん(2年)とKanon(11年)と京ぽん(15年)とゲームボーイmicro(17年)とテレビちゃん(18年)を披露してきました。
— 櫛ヶ浜やぎ (@kusigahama) December 2, 2018
小渕さんのクオリティが高かった。あとプロフィール帳の質問項目が温度が感じられて良かった…これはSNSですね… pic.twitter.com/QDG5pxKqOS
#忘平成会
— 千鳥あゆむ@C95月曜日東Q41-a (@chidoriayumu) December 2, 2018
では、初代たまごっち、タマちゃん、豆しばを紹介しましたー。たまごっちは昨日衝動買いしました。
どれも狂おしく好き。 pic.twitter.com/RtQ1YrCQbC
テーブルの上が「あの頃の友達の家」みたいになった。
主催の一員にもかかわらず、写真もほぼ撮らずにただただたのしんでいたのだけど、みなさまのツイートから様子を紹介したい。
「忘平成会」で見た平成を思わす物達。いいもん見せてもらったよわ。#平成 pic.twitter.com/TSt1VKwx83
— 常夏さわや (@tokonatsusawaya) December 2, 2018
あとはたまの写真集やCDなど… #忘平成会 #平成 pic.twitter.com/hoEtB5jaPB
— タナゴ@脇役忘年かい/裏Xイカー祭 (@1_design) December 2, 2018
今日は #忘平成会 にお邪魔してきました(「・ω・)「#平成 を振り返る会ということで、懐かしい品々で思い出話に花を咲かせたり、平成を振り返るプレゼンで自分もPSvitaとInstagramを紹介させて頂いたり頂きました!
— Naoto (@n_o_t_0n) December 2, 2018
お会いできた皆さんお疲れ様でした(ノ)`ω´(ヾ)
ちなみに1枚目は結構悩んで書きました pic.twitter.com/AGEqigfuoq
そうそう自分は初代のポケモンを持っていったのですが
— Naoto (@n_o_t_0n) December 2, 2018
初代ゲームボーイが置いてあったのでせっかくだから起動してみたら、セーブデータが残っててめっちゃビックリしました…( Д ) ⊙ ⊙ #平成 #忘平成会 pic.twitter.com/SLOuCjo6d2
今日は強い友達と平成の終わりを記念する忘平成会なる催しをしまして、平成に生まれ平成を駆け抜けたオタク女のプライドをかけて持っていった「完璧」の本棚がこちらになります。 pic.twitter.com/XLDBuiiXHM
— みきちんぽぽ (@aidepikiM) December 2, 2018
忘平成会最高に楽しかったです
— アカ・ヤガラ (@akygr) December 3, 2018
ダイヤルアップ接続の音やpya!、朝目新聞、iフィルターの掻い潜り方、2018年今現在の私こそが平成30年の象徴であるがそれを作り上げた人との出会いありがとうと伏線を張りながら締めてみた
#忘平成会 で平成6年頃の「第2次ミニ四駆ブーム」について語ったのと、平成生まれのキャラクターの進化の軌跡についてスライド用意して15分ほどトークしてきた。けっこうウケたようでよかった…。他の方のプレゼンや料理、ライブも良くてとても楽しい会でした!
— 井上 暢也 (@inokinn) December 2, 2018
忘平成会で安全なカレーや牛丼を食したりみんなの平成遺産を見て懐かしさに頭を抱えたりプロフィール帳にプロフィールを記入したり平成の腐女子にありがちな話をしたりしました。みんな!時々は鎖で縛って羽を散らした受けや肩幅100メートルあって顎が鋭角の攻めを描こうな!!
— みきぽ (@_MKPO) December 2, 2018
昨日は #忘平成会 楽しかった!たまごっち、ミニ四駆、歴代ゲームボーイ、ポケビ、ウリナリ、ガラケー…!一時間半の滞在時間で30年が走馬灯でした。
— t.dell (@t_dell_girl) December 2, 2018
スナックを借り切って、平成に別れを告げる #忘平成会 を開催しました。
— もひもひ /冬コミ3日目K36b (@mo_himo) December 2, 2018
半日で30年間を一気に振り返って、最後はライブも聴けて楽しかった。これで心置きなく改元を迎えられそうです。来てくださった皆さま、ありがとうございました。 pic.twitter.com/A58iiD70UU
平成キャラクターの変化についてのプレゼンや、平成を代表するバンドの演奏があった。
#忘平成会
— 宗教 (@dailypotalaka) December 4, 2018
もひさんが記事をアップしたので、私もこれを…(撮影:千鳥あゆむさん)
忘平成会ライブより「ウリナリのボサノバ」
♪ポケビとブラビ、署名運動
「タイミング」が合えば「パワー」が生まれる
(それがきみのタイミング)♪ pic.twitter.com/0TUGNmdznZ
この1年のイベントの企画って正直、めちゃめちゃたのしかったんだけど、くるしかったり、つらかったこともあった。自分の手に持て余すような企画もあったし、綱渡りもあった。
ただ、この3人ならなんとかなるんじゃないか、と信頼できる仲間ができたことは嬉しかったし、なにより企画をおもしろがって参加してくれた、みんながいてくれたことが大きかった。
正直、ただの飲み会を企画するほうが楽だし、ぜったい失敗しないんだけど、やっぱりこういう「へんなこと」をみんなで作り上げていくたのしさを知ってしまうと、もう戻れないなとおもう。これからも自分が「たのしい」とおもえるイベントを企画していきたい。
あたまがわるいので、喉元を過ぎれば熱さを忘れるのだ。まるごとぜんぶは、忘れられないようだった。つらかったことはきれいさっぱり流して、たのしいことだけ覚えていきたい。
願わくば、つぎの元号が終わるときも、すてきな仲間たちと一緒に時を過ごせますように。
もひもひさんの記事と
千鳥あゆむさんの記事も貼っておく。
打ち上げで行った居酒屋の壁には、平成を代表する流行語が書かれていた。
しかも2ヶ所も。
【CRAZY STUDYで記事を書きました】パパの本格派チキンカレー vs ママの簡単ケプリカレー 美味しいのはどっち?? 食べ比べようとしてみた
※今回はただのお知らせです。
わたくし、CRAZY STUDY(通称:クレスタ)というサイトで、たまーに記事を書かせていただいております。
本日、久々に記事が配信されました。
クレスタ初となる記事広告です。
詳しくはもちろん記事を読んでいただきたのですが。
兵庫県にあるカレー屋さん「ケプリ」の記事広告となっています。
こちらのカレーはわたしも友達から勧められて買ったのですが、めっちゃうまいのですよ。辛いのがにがてなわたしには、ぜんぜん辛くないというのもうれしい。
カレーはもちろん、コーヒーやチャイの通販もやってるので、よかったらぜひ。
友達でありライターの佐々木かえでさんと、
こちらも友達の、の木さんが撮影に協力してくれました。
お二人とも、ありがとうございました。
今回は架空の家族という設定で撮影をしたのですが、佐々木かえでさんが見事な老けメイクをしてくれまして。
ちなみにこれは老けてないときのわたしとかえでさんの写真です。お好み焼き。
女性はやっぱりメイクでかわりますよねぇ。老けメイクをするのは特殊な状況ですが……
今回は「どう見ても若いひとが、あからさまにわざと老けている」という違和感、ヤラセ感を出したかったので、本物のお母さんではだめだったんです。
ここまで身体を張ってくれる女性ライターさん、貴重だとおもいます。ほんとうにありがたかったです。感謝!!正直、この企画を一緒にやってくれるひとを思い浮かべたとき、真っ先に浮かんだのがかえでさんでした。
わたしはお父さんになりました。なかなかナイスミドルなのでは?と自分ではおもっているのですが、いかがでしょうか。ほら、なんかマリオみたいなさ……
ふだんはあんましこういうのやらないのですが、今回はめっちゃ顔芸をやったので、そのへんもぜひ見ていただけたらうれしいです。
怒ったり
踊ったり
ゆかいなお父さんですが、実際にいたらめっちゃウザそうな気がします。
かえでさんの写真はちょくちょく煽り力のたかい写真があって、さいこうにいいです。
せっかくなので記事で不採用になった写真をいくつか。
現場で「フリー素材感がすごい!!」と話題になった「スマホをいじる娘」。
躍動感がなさすぎてNGに。記事で使ったのは奇跡の1枚を集中線で加工したもの。
「なにこれ……?」と言わんばかりの顔をしたママ。煽り力がつよすぎてNGに。
これ、熟年の夫婦感が出た気がする。キッチンで料理しながら、たわいもない話で笑える夫婦ってよくない?
いじけるパパと苦笑いの娘。
撮影開始前「みんなで明るくたのしい家庭を築きましょう」と言ったところウケました。なにひとつまちがってはいない。
衣装や撮影機材も佐々木かえでさんが、記事の案はかえでさんと、友達でライターのねおみのるさんが、構成はクレスタ編集長のじきるさんが協力してくださいました。
はじめてのことで、色々たいへんだったり、あたまをかかえたりもしたけども、周囲のみなさまに支えてもらってなんとかがんばれた、というかんじです。
ほんとうにみなさま、ありがとうございました!
もちろん、これを読んでくださってるみなさまにも感謝です!
もし記事がおもしろかったら、ぜひカレーも買ってみてくださいね。おいしいので、損はさせないとおもいますよっ。
そんなわけで告知でした。オチはありません。
こちらのサイトともども、少年Bをみなさまどうぞよろしくお願いいたします。
お仕事のご依頼も承っております。
TwitterのDM、もしくはraira21hot■gmail.com(■は@が入ります)までご連絡ください。
2018年11月を振り返るまとめ
さて、11月ももう終わりです。2018年もあと1ヶ月、みなさまいかがお過ごしですか。
だいぶ寒い日が多くなってきて、わたしは心と懐が特に寒いです。ヘルプミー!!!
導入が毎回ほんとに雑なんですが、すみません。今年はもうこのまま行きます。
さて、どんな記事を書いたのか、どんな思いで書いたのか、という
おれ以外誰得なかんじの1ヶ月振り返りです。
興味があったらどうぞ。
・ポップしなないでの新譜「CDはもう売れない」がいいので聴いてほしい。(11/16)
推しバンドのひとつ「ポップしなないで 」の新譜がめちゃめちゃいいぞって話です。
ポしなについては以前にもこの記事で語っているのですが
今回はリード曲とアルバムコンセプトについて、おもうことを書いてみました。
さいきんはTVでも特集されたり、MVがバズったり、とにかく名前を聞くことがおおくなってきたバンドなのですが、いや、2月にこの記事書いたときは正直、まさかこんなに有名になるとはおもってなかったよね……(失礼
でも、名前が売れるだけの実力のあるバンドだとおもうし、そういうバンドの認知度アップに少しでも貢献できたらうれしいのですよ。もっともっと売れるべきバンドだとおもってますので、みなさまよかったらぜひ。
アルバム出たばっかで言うことでもないんだけど、まだまだいい曲をたくさん持ってるので、次回作がもう今からたのしみです。
・2018年11月に書いたnote(11/27)
毎月やる予定のnoteまとめです。
基本的におもしろたのしいブログと、真面目だったり黒かったりするnote、という使い分けをしているので、ブログの空気感とは合わない部分はあるのですが。まぁ、もしおまえの文章にちょこっと興味があるぞ、ってかたはよかったら読んでみてください。
今月はちょっと遅くなっちゃいましたが、だいたい20日~25日くらいに上げていけたらいいなぁ。
1本目の「或る祭りの終焉」はけっこう話題になったかな、という話でした。どこのなんて祭りなのかは察してください。
6月にブログに書いた「つよいトイレのはなし」もリライトしていたりします。よかったら読んでね。
・料理の「さしすせそ」でラーメンを作りたい(11/28)
デイリーポータルZ 夏のライター通信講座で書いた記事です。
ネタ出し会議の時点ではかなり手ごたえがあり、いいかなとおもっていたネタなのですが、とにかく作業、絵ともに地味。
結果が複数ならば比較のしようもあるのですが、結果的にできたものもひとつなので、これ見せかたほんとどうしようと、めちゃめちゃ悩んだ記事です。初回の提出までにものすごく時間がかかりました(6人の受講生のなかでダントツの最後でした)。
ただ、デイリー石川さんがかなり編集してくださったので、最終的にはかなり「見れる」ものになったのではないでしょうか。編集が必要になった箇所が半端なかったもので、石川さんにはほんとご迷惑をかけたとおもいます。この場を借りてお礼を申し上げたいとおもいます。
この記事についてはほんと、一時期は見るのもいやなくらいでしたが、みなさまのはげまし、叱咤等でほんとなんとかかたちになったなぁ、というかんじです。
講座の感想と合わせてまた別の機会に、時間を取って書きたいです。
今月の記事は以上です。
今月のアクセス数ベスト3は
・groovy music!「ポップしなないで」を今すぐ聴け!
次点で
といったかんじでしょうか。
1位は地味ハロウィンの記事。今月のアクセス数の1/3がこの記事に集中するという、ものすごい独占状態。こんなのを見るのは昨年~今年前半にまだこのブログが今以上に弱小だったころに自由ポータルに載ったころ以来ですね。久々です。今年下半期は自由ポータルに送れるような記事をぜんぜん書けていないので……
2位は2月に書いたポしな。これは毎月人気ですよね。ありがたいです。今月書いたあたらしい記事のほうも読まれてほしいな~!ほんといいバンドなんですよ。
3位はダサ飲み会。次点とめちゃめちゃ僅差でした。個人的にはイベントもそうだし、書いた内容もめちゃめちゃ気に入っているので、多くのかたに読んでいただけたらうれしいです。
次点はぶどうのレポート記事。夏あたりから意外と人気が出てきて、けっこう読んでいただいています。 ありがたいことだけど、何があったんだろう。
没ネタについてですが、さいきんちょっとあまり没にならないので(たんに書くのが遅いというのもある)ちょっと今回から廃止にさせてください。
来月もちょっとおもしろい記事が書けそうです。どうぞおたのしみに!
さて、そんなこんなで11月でした。
今年も残すところ1ヶ月。おもしろい記事を書くぞー!よろしくお願いいたします。
ブログ以外にこちらのサイトもゆるーっと書いていく予定なので、どうぞ、合わせてよろしくお願いいたしますねー!執筆予定はいまのとこ未定です!
料理の「さしすせそ」でラーメンを作りたい
これは、あたらしいラーメンの味を追求した男の物語である。
料理のさしすせそ、というものがあるだろう。
調理の基本となる5種類の調味料、砂糖・塩・醤油・酢・味噌のことだ。
ラーメンを食べていてふと思ったのだ。ラーメンには塩・醤油・味噌がある。つまり「し・せ・そ」が網羅されているのだ。
さらに、お酢もラーメン屋には常備してあるじゃないか。ラーメンにお酢をかけると味がふくらんで、これが実にうまい。+1のはずが、+10にも+100にもなるのだ。ごめん、それはちょっとハードルを上げすぎた。でもうまいのでみなさまぜひ一度お試しください。
まぁ、つまりだ。この「さしすせそ」の中で、砂糖以外の調味料はすべてラーメンの味として存在するということにならないか。唯一、砂糖ラーメンだけがないのだ。
なんということだ。これでは砂糖がかわいそうだ。なんとかして砂糖を仲間に入れてあげたい。
……よし。じゃあ、おれが砂糖のラーメンを作ってみようじゃないか。
まずはスープの出汁を作ろう。
砂糖のラーメンを作る、といったところで、まずはスープを作らなくては始まらない。
一般的にラーメンのスープは「出汁」と「タレ」に分かれている。味を決めるのはタレのほうだ。醤油ダレ、塩ダレ、のように今回は砂糖ダレを作らなくてはならない。
いっぽうの出汁は自作である必要はないのだが、お店で購入するとなると、出汁とタレを混ぜ合わせたスープの状態で売られている。これを分離するのは不可能だ。つまり、結局はタレに合わせる出汁のほうも自分で作らなくてはならない。というわけで、最初に出汁を作っていこう。
ということで材料を買ってきた。
スープの基本は鶏ガラだ。スーパーや肉屋でも、タイミングによってはガラがある。事前に連絡をしていれば、入荷したときに教えてもらえるようだ。
材料の買い出しに行ったら、偶然にもガラが置いてあり、しかも半額のシールが貼られていた。よし、これは幸先がいいぞ。
出汁にするものを物色していたところ、なかなかうまそうなものがあった。
うまそうな牛スジがあった。これもいい出汁が出ないだろうか。これをラーメンのスープ作りのときに一緒に下茹ですれば、ついでに好物の大阪名物どて焼きを仕込めるぞ。臭み消しのために買ったネギの白い部分の使い道もできるし、一粒で2度おいしいさくせんだ。しめしめ。
この判断のせいで、あとで泣きを見ることになるのだが、このときのおれはそんなことを知る由もなかった。
野菜も用意した。砂糖の甘味に寄せてみようと、りんごを買ってみたがどう出るだろうか。
ガラのほかに、出汁の材料に使う野菜を用意した。インターネットで出汁の作り方を調べてみたところ、にんにくやしょうが、ネギの青い部分、というのは共通している。加えてにんじんを入れたり、てきとうに野菜クズを入れることもあるようだ。
今回は玉ねぎとキャベツの芯、そしてりんごを用意した。
りんごは甘い。甘い砂糖ラーメンを作るので、出汁とタレとの橋渡し役をしてくれるんじゃないかと期待しての用兵である。
その効果は未知数だが、カレーの隠し味では定番になっているなど、その実力はたかく評価されていると言ってもいい。たのむぞ。
鶏ガラを茹でると、想像以上の量のアクが一気に出てくる。下茹では必須だ。
いきなりめちゃめちゃにアクが出てくる。おまえはほんとうにアクのつよい人間だな、と言われることもままある人生を送っているが、さすがにこの鶏ガラさんにはかなうまい。おそらくたいへんな鶏生を送ってきたんだろうと推測する。
下茹でをして茹でこぼし、あらためて水を張り、スープを作る。
一度下茹でした鶏ガラに鶏皮を入れる。鳥皮で脂分を補強しようというかんがえだ。
本来は鶏皮は別の鍋で鶏油を分離して、最後にスープ・タレと共にブレンドするのがただしいラーメンの作りかたのようだが、一人暮らしの我が家には鍋が2つしかない。スープを作る大鍋、そして小鍋はチャーシューにタレにと頻繁に洗って使いまわすしかないのだ。おい誰だ、こんないそがしいときにどて焼きを仕込もうとかかんがえたやつは。
ということで、油はスープと一体にして煮込ませてもらうことにした。油のおおめ、すくなめは調節できなくなってしまうが、家系ラーメンを目指しているわけではないので勘弁してもらおう。
スープの量を欲張った結果、鍋がえらいことになった。
目分量でざっくり入れているとおおむねこういうことが起こりがちである。
なお、この時点でかなりやばい状況ではあるが、これでもアクを取ってスープを減らしてはは材料を足したのだということをお伝えしたい。当初はもっとえらいこっちゃだったのだよいよいよい。
わたしは今月で33歳になったが、つぎの1年の目標は「計画性を持つこと」にしようとおもう。
煮込むこと約3時間、金色にかがやく脂がいかにもうまそうだ。
せっかくなのでチャーシューも自分で作りたい。バラ肉を焼いてから投入。エキスを煮出す。
焼き目をつけたバラ肉をスープに入れる。小鍋にフライパンに、ただでさえせまい安アパートのせまいキッチンがあれこれ慌ただしい。焼くときにものすごい量の脂が出たが、ええい!これもスープに入れてしまえ!!
バラ肉は小鍋に移してチャーシューに。肉への想いがつのるあまり、作りすぎた感はある。
30分ほどバラ肉を煮て、中まで火が通ったらチャーシューをつくる手順に入る。
醤油に砂糖、みりんに酒を水で割って、昆布とともに小鍋で煮込む。
沸騰させ、味をなじませたらタッパーに入れて、粗熱をとったあとに冷蔵庫に入れて一晩寝かせる。ようし、立派になるのだぞ。と子どもの成長を願う父親のような気持ちになった。
コンロ周りがきたないのは気にしてはいけない。
さて、出汁づくりに戻ろう。一晩寝かしたあと、ていねいに濾したら出汁の完成だ。廃棄するガラは丼3杯分も出た。おお、こんなにたくさんの材料を使っていたのか。あらためて見るとすごい量だな。
廃棄するガラや野菜はこの丼で3杯分も出た。エキスが染み込んでいる。
見よ、この黄金のスープを。いかにもうまそうだ。
カサが減ってしまうのを見越して、昨晩のうちに昆布出汁を取っていた。これをブレンドする。
本題のタレを作る以前の段階でだいぶ時間を使ってしまった。ラーメン作り、めちゃめちゃスローフードだな。スローフードのわりに、健康要素はまったくないような気がするのだけど。
さて、いよいよタレを作るとしよう……とその前に、気になることがある。
出汁の味はどうなのか?
自分で作ったこの出汁、はたしてほんとうにうまいのか。見よう見まねで素人が作ったものだ。さすがにお店のラーメンと比べるのはフェアではないだろう。
まずはしょうゆラーメンにして食べてみることにしよう。砂糖ラーメンと比べるのはそのあとだ。
ここで出汁と並行して作ったチャーシューの登場。なんと魅力的な色であることか。
醤油ダレとして、このチャーシューの煮汁を使う。
一晩寝かせたチャーシューは、父の願い通り立派においしく成長してくれた。感無量だ。
これからは得意料理を聞かれたらチャーシューって言おう。あんがい簡単だったうえに、料理ができる男っぽい雰囲気を出すことができそうだぞ。
……ほかの料理は焼きそばくらいしか作れないけど。
見るからにうまそうなしょうゆラーメンができた。味のほどは。
味はたしかにおいしかった。自画自賛をするようだが、これはなかなかいいしょうゆラーメンだったと言えよう。
……臭い以外は。
誤算だった。大いなる誤算であった。
軽い気持ちで入れた牛スジがよくなかった。思いつきでてきとうなことをするのはよくない。このままでは砂糖ラーメンの正当な評価にかかわってしまう。
なお、スープが獣臭くなるという代償を払って完成したどて焼きはたいへんおいしかった。食べている最中にふと「本末転倒」ということばが脳裏をよぎったことをここに告白しておく。
ふたたびこの作業が始まった。前回は皮を剥いて使っていたたまねぎやにんにくがそのままぶち込まれているところに、おれの心境が伝わればうれしい。
ちなみに、前回のスープはすべてしょうゆラーメンにして、1週間かけて食べた。食べものを粗末にするのはよくない。
見た目はまったく変わらないが、あたらしい出汁ができた。味見もOK。よし、今度はかんぺきだ。
よくわかってないやつが思いつきでてきとうなことをするのはよくない、というたいへん貴重な知見を得ることができた。具体的にはだいたい金額にして3000円と時間を5時間ほど無駄にすることになる。あと記事を書くのが3週間くらい遅れる。2週間よぶんにかかっているのは、家ラーメンを食べ飽きて、もう一度スープを作る気力を失ったためである。
砂糖ダレを作る
次にスープのもう一つの要素、タレを作る。
無添加のだしパックと桜えびを準備した。
砂糖ラーメンを作るにあたって、塩ラーメンのレシピをベースに、材料の塩を砂糖に変更してみるのがいいのではないか。だしの素は味がついているものがおおかったが、スーパーを3件回って無添加のものを探してきた。
みりんと白醬油。白醬油なんてはじめて買った。
材料にしょうゆが入っているじゃないか!という意見もあるだろう。
ただ、これはれっきとした塩ラーメンのタレのレシピである、ということでひとつ。
素材の色を生かすために、色のついていない白醬油をチョイス。そこそこいいお値段と今後の我が家での使い道のなさにびびりつつ購入した。
少量だと作りづらいので、5食分ほどの量をまとめて作る。
かつおと昆布の混合だしに桜えび、そこに白醬油、みりん、酒でタレの元をつくる。
本来は「さしすせそ」の順番通り、砂糖を先に入れてつくるのがただしいとおもうが、そうすると必要以上の量の砂糖タレができてしまう。そこで、砂糖以外の材料だけを先に混ぜることにした。
さすがに砂糖ラーメン5食分を作るのはこわい。最初に少し砂糖ダレを作って、おいしかったらまた作ればいい。もしおいしくなければ、塩ダレにすればいいのだ。ふふふ、どうだ。かんぺきな作戦だろう。
塩を入れれば塩ダレに、砂糖を入れれば砂糖ダレになる、はずだ。
写真にすると、おどろくほど地味である。
ラーメン1杯分に取り分けたタレに砂糖をたっぷり入れて、いよいよ砂糖ダレの完成である。おれはなんということをやってしまったんだ。未知の味への期待と、しでかしたことの背徳感に、興奮がどんどん高まってくる。砂糖と塩をまちがえる、というのはマンガなどでたまにある光景だし、だいたいそのあと口からプッと吐き出すシーンに続くのがお約束だ。しかし、今回は断じて誤りではなく、意図的なのだ。おお、なんということだ!
写真がものすごく地味なので、なんとかこのテンションをお届けしたく、極端におおげさに書いているのですが、みなさまには伝わっておりますでしょうか。
麺をゆでて、完成
どう見ても塩にしか見えないが砂糖である。
ふつう、麺を茹でるときに塩を入れるが、ここは砂糖にリスペクトを込めて砂糖をまぶしてみた。効果のほどは未知数であるが、「よし、これから砂糖ラーメンを食べるのだ」という気分が高まってくる。小学生のころ、100m走の前に靴を脱ぐのとおなじような効能がある。つまり、なんとなく高揚感が得られるということだ。
できた。これが砂糖ラーメンだ。
目で見たかぎりでは、塩ラーメンと識別することが不可能だ。砂糖と塩を入れ替えた以外はまったくおなじなのだから、まぁ当たり前ではある。
では香りはどうか。わたしの利かない鼻では、これも区別することができない。エビやチャーシューの風味がつよいというのもある。
お店で作るラーメンと比べてしまうと見た目にだいぶ寂しさがあるものの、家ラーメンとしてはまぁ、けっこうがんばったほうだとおもうぞ砂糖ラーメン。さぁ、まったく見当のつかないそのお味は、いったいどんなものなんだ。
いざ、実食!!
スルスルスルスル……
なんだこれは!!!
不意打ちだ。わかってるのに不意打ちを食らってしまった。
どう見ても「塩ラーメンでござい」って顔で出てきたものが、めちゃくちゃ甘い。ひとは視覚で見た予想とまったくちがう味が出てくると、もう笑うしかないのだ、ということがわかった。これはエンタメだ。あたらしいエンターテイメントのありかただ。
自分で作っていて、わかっているはずなのにこんなにおもしろいのだから、まったくの他人に食べさせてみたら笑い死にするのではないか。もしくは、ものすごくはちゃめちゃに怒られるかのどっちかだとおもう。
ただ、味的なことをいうと、意外とこれがなくはないのだ。これは自分でもびっくりした。
中華料理屋さんのチャーシューで、たまにやたらと甘いやつがあるだろう。イメージとしてはあんなかんじなのだ。デザートやお菓子じゃなくて、ちゃんと料理という顔をして出てくる甘いやつを、おれたちは知っていた。ごん、おまえだったのか。
ただ、ラーメン屋さんで800円払ってこれが出てきたら、外れのお店を引いたとおもって頭をかかえるだろう。500円くらいなら、まぁいいかって気分になるような気がする。エンターテイメントの世界はきびしいのだ。なるほど、砂糖ラーメンが流行らない理由がよくわかった。
おまけ・砂糖しか使わないラーメンをつくる。
意外と、なくはない。500円くらいなら出してもいいか、と思える砂糖ラーメンの味だったが、砂糖だけで勝負をしてみたいという気持ちもある。
ダシに塩だけをぶち込んだ塩ラーメンがないのと同様に、これはあくまでもお遊びである。番外編だ。だが、どうしても試してみたいのだ。
限界の、その先を。どうか見せてはくれないか。
砂糖水を
煮詰めて
純度100%の砂糖ダレを作ってみた。
砂糖を水で溶かしてひたすら煮詰める。これ以上砂糖が溶けないくらいまで濃度を濃くしたシロップのようなものを作った。これを砂糖ダレにする。
見た目には黄金のスープ。さすがにチャーシューを乗せるのは躊躇してしまった。
さぁ、100%砂糖ダレのラーメンができた。甘くない麺と甘いスープの組み合わせだ。
古来よりわが国に伝わる食べものとして、おはぎがある。お米の周りにあんこをふんだんにまぶしたものだ。
甘いものをまとった炭水化物、という点で、これはおはぎとおなじであるとは言えないか。
小麦と砂糖の組み合わせだって、メロンパンやクリームパンみたいな甘いパンだってあるだろう。形が変わったところで意外とだいじょうぶなのではないか。
ちょっと見た目が慣れないからおどろくだけだと自分を鼓舞しつつ、食べてみた。
いや、予想はしていたがとにかく甘い。スイーツになるかとおもったが、これはちがう。歯にしみる甘さだ。おれがカブトムシだったら狂喜乱舞する味。あと、麺の香りがものすごくわるい方向に出ている。なるほど、かん水のにおいと砂糖はあまり相性がよくないということがわかった。
何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。
もし興味があったらやってみてください。
見た目で区別がつかない塩ラーメン。こっちは800円を出してもいいかなって味だった。
こちらの記事もおすすめです。
2018年11月に書いたnote
今月もnoteを書きましたよ、というお知らせです。
先月も書きましたが、noteは、こちらとは基本テイストがまったくちがっておりまして、このブログはたのしいこと、おもしろいこと、わたしのすきなこと、をメインに書いております。というかそういうことしか書いておりません。
なんでこのブログがそうなのか、というと、読んでおもしろい、たのしい、笑えるものにしたかったからです。これを読んでくださっているみなさまが実際どうおもっているかはわからないのですが、わたしとしては、自分の「スキ!」を前面に押し出したブログを書いておるつもりです。
屁理屈こねたり、旅行記だったり、お店紹介だったり、へんな企画だったり、はたまた音楽記事だったり、ジャンルはもうむちゃくちゃなんですけど、わたしのすきなもの、読んでてたのしい気分になれるものという点では共通しているつもりです。
じゃあ、noteのほうはどうなのよってことなんですが、こちらは基本的に自分語りエッセイモドキ、みたいなかんじです。たぶんそこそこまじめに書いてます。いやーなこととかも書きます。読んでておもしろい、たのしいものではないかな、というような気もしますが、生きづらかったり、苦しんでるようなひとが読んでくれたらいいなぁ、とおもって書いてます。
どっちかというと、ブログが陽ならnoteは陰ってかんじなんですが、まぁ、せっかく書いたのでもし気が向いたら読んでよ、ってな具合に紹介だけさせてください。
・或る祭りの終焉(11/2)
どこのなんという祭りなのか、は察していただければ。正直、これはかなり反発されるだろうなぁ、とおもっていました。
あと、最低限ひとに読んでもらう体裁は整えて書いたものの、これに関しては自分のための文章だとおもっていたので。
なのですが、想像以上に好意的な反応をいただけて、おどろきました。昨年以前にこの「祭り」に参加していたかたは、きっとみんな大なり小なりおもうところがあるかな、って感覚でした。ただ、今年初参加のかたに読んでいただけて、しかもポジティブに受け止めていただけたのは予想外だったし、うれしかったです。
今後とも、この「祭り」に負けないおもしろい企画をかんがえていきたいですね。
・あの日、想像もできなかった未来に(11/5)
ブログ1周年の記念として書いたnoteです。
や、ブログの記念なのになんでこっちじゃなくてnoteやねん、って言われちゃえばその通りなんですが。ブログに関しては、あまり個人的なことは書きたくないなぁという意識がありまして。
「お知らせ」はまぁ仕方がないとして(言うてこの記事もnoteのお知らせだし)、前置きにも書きましたが、なるべく「スキ」「楽しい」という要素だけ詰めておきたいなぁ、というかんじなのです。
個人的なことを書き始めると収拾がつかなくなりそう、という自分の性格をわかっておるので……個人的な話とか、かんがえかたも見てみたいってかたはすみません、よかったらTwitterとかnoteを見ていただけたらうれしいです。
ブログ始めて1年で人生だいぶ色々変わったなぁ、みんなのおかげです。ありがとう!って話なんですけど。年始の自分に「いまお前こんなんなってるぞ」って言ってもぜったい信用しないなぁ、というくらいに色々人生変わってます。おもしろい。
「ブログ書けば人生が変わる」なんてことはいっさい信用していないんですが、踏み出すべきかどうするかって悩んでるんなら踏み出しちゃえよ、とはおもいます。わたしもあなたも、いい1年が待っていたらいいですよね。次の1年もがんばりたい。
・「この中だったら誰が好き?」(11/8)
友達のライター・吉玉サキさんの書いた記事に影響を受けて書いたnote。
吉玉さんの記事、わたし好きで。けっこう「わかりみが深い」んですけど、この記事は特にすごかったなぁ。友達をひとりの人間として尊重したいし、友達を性別で限定したくないって、ほんとうにそうなの。
で、自分もこのテーマを書きたい!っておもったんだけど、いかんせんいいたいことを言い尽くされた感もありつつ、ちょっと横道にずらして書いてみた1本。
個人的には、「長所と短所は表裏一体」というところ、本筋とあんまり関係ないけど気に入っています。ちょっとまとまりなかったかなぁ、とおもうけど、個人的に気に入っているnoteです。
・つよいトイレのはなし(11/15)
元々このブログに書いていたものをリライトして書いた1本。
どうかんがえてもnote向けだし、ブログの中だとちょっと浮いちゃってるかな?ってエントリだったので。
気に入っている記事だし、noteだともう少しおおくのかたに読んでもらえるかもな、とおもったのですが、実際はそうでもなかったというオチがつきます。
Twitterのフォロワーさんは、すでにもう一度読んでるからかも。
でも、個人的にすごく気に入っているやつなので、まだ読んだことないよってかた、いたらぜひ読んでいただきたい……!!
さてさて、そんなかんじで、今月は4本書いてました。相変わらず月の前半にしかnote書かないなぁってかんじですが。ほんとなんなんだろうね……
もし気が向いたら読んでやってください。
もちろん今後もこちらのブログは書いていきますので、どうぞ合わせてよろしくお願いいたします~!
ポップしなないでの新譜「CDはもう売れない」がいいので聴いてほしい。
タイトルでもう言いたいことはぜんぶ言い切ってしまった。
セカイ系おしゃべりポップバンドを自称する「ポップしなないで」のセカンドミニアルバム「CDはもう売れない」が2018年10月24日に発売となった。いや、これがいいのだ。ほんとにいいミニなんですよ。
「とりあえず買って聞いてくれ。」とTwitterで1日3回くらいツイートしたいところだけど、それじゃああまりにもあまりにもだし、たぶんみんなにミュートされてしまいそうだ。なので、音楽に関してはぜんぜん素人のわたしだけども、そんなわたしの視点で見た、このミニのよさをこの場で書いていきたいとおもう。もしよかったらお付き合いください。
「CDはもう売れない」って、めちゃめちゃ攻めたタイトルじゃないか?
CDに言及する曲ってがいままでなかったわけじゃない。
たとえばわたしのすきなバンドだと、アジカンの「マジックディスク」なんかがあるわけだけど、それは「CDはまだ死なねぇ」ってメッセージなわけですよ。まぁ、そりゃそうですよね。でもさ、「売れない」って自分で言っちゃうのすごくない?
正直、いまはもうみんなiTunesやAmazonでデータで買ったり、さらにはサブスクリプションで音楽聴いてたりするわけじゃないですか。音楽はデータとして、スマホで聴いているってかたのほうがおおいんじゃない?
わたしはCD派ではあるけど、じゃあCDを出すのってどういうときって、だいたい最初にパソコンにインストールする一度だけ。正直、歌詞カードを含めたアートワークのためにCDを買っているところがある。
CDが売れない売れないって話はわたしのせまい観測範囲ですらかなり見るし、業界もなんとかがんばろうとしているけど、そんななかで曲を作っているアーティストが堂々と「CDはもう売れない」って断言しちゃうの、かなり珍しいとおもう。って言うより、ふつう言っちゃダメだろそんなこと!!
私の知ってる世界なんてほんとうに狭い範囲でしかないので、もしほかにもこういうバンドが言ってるよ!ってのを知っているかたがいたら、ぜひ教えてやってください。
リード曲「言うとおり、神さま」がすごい。
このミニアルバムのリード曲である「言う通り、神さま」という曲。
アルバムのジャケットにも描かれている、女の子と恐竜のようなかたちをした「神さま」が登場する、まさにこのミニを象徴するような曲。
はじめましてこんにちは仏頂面の彼女が
ハスキーな祈りを僕らに叩きつけた
隠し持ったナイフも おもちゃみたいに思えた
切りつける言葉が月まで届きそうだ
初っ端からこの歌詞。初めてこのミニを手に取ったリスナーの方々に、豪速球の「はじめまして」だ。仏頂面で、祈りを叩きつけ、言葉で切りつけてくる上にナイフを隠し持っている。ポップで明るい曲に乗せて、いきなりとんでもない出会いかたをしてしまった。
この歌詞はいったい誰の視点で書かれているのだろう。
わたしの推測にはなるが、これはきっと「神さま」なのだろうとおもう。こまったときの神頼み。祈りを捧げるような相手は、神さましかいないだろう。だって、友達や恋人に祈りを捧げることなんかないじゃないか。
ポしなを愛するみなさんはきっと「いや、待って。じゃあ『僕ら』ってなんだよ」っておもうだろうけど、ちょっとそのまま聞いてください。おねがいします。
でも、この歌詞が神さま視点で書かれているならば大問題だ。この少女は神さまにかなりのうらみを抱えているように見える。
だが、この曲のサビはこのような歌詞になっている。
神さまの言うとおり サイコロ握って
順番に順番に 1から6まで
明日は最終回 ありがと、ごめんね
いつかまたまたまたいつか
急な彼女視点。そして、神さまに感謝と贖罪の念を込めたうえで、またいつか会いたいと願っている。これはいったいどういうことなんだ。
この感情は2番を聴くと明らかになる。
ステージの上なら全部出来るんだ
わたしにしか見えない 光に包まれたら
こっちを見上げる一人一人の顔はきっと
少し昔みたいに敵ではないよね
1番で「孤独の果てにたどり着いた今を守っていた」彼女は、どうやらうまくいったようだ。少し昔は、みんなが敵だったのだろうか。ステージの上で、すべてを手に入れた彼女は、しかし
神さま独りぼっち あいつはイカサマ
偽物蔓延って 逃げだして振り返って
一昨日は回鍋肉 お鍋を焦がした
わたしは 悔しくなんてない
うまくいった、とおもったところで、神さまに裏切られてしまった。ついにイカサマ呼ばわりだ。悔しくなんてない、と強がる彼女。
この曲は、うまくいったとおもったその瞬間に、失敗してしまった彼女の曲なのか。
では、冒頭の神さまがなぜ「僕ら」なのか、そしてなぜ途中で視点が変わったのか、という問いについて、答えてみたいとおもう。
手前味噌ではあるが、かつてわたしはnoteでこのようなエントリを書いたことがある。
まったくもって関係のない自分語りをいきなり見せられて、困惑するみなさんの顔が目に浮かぶが、かつてわたしは「神さまになりたいひと」だった。
もしかしたら、この気持ちに共感してくださるかたもいるかもしれない。傷付く他人を救いたい、ひとのためにやさしくありたい、そんな心を持ったひとのことを「神さま」と呼んでも差し支えないだろう。
この曲に出てくるひとはみんな神さまなのだ。リスナーも、彼女も。誰かにとっての。
だから、恨むし、恨まれるし、感謝も贖罪もする。だから、どうかまた、いつかどこかで会いたいと願うのだ。
不完全なできそこないの「神さま」を、そっとやさしく包む曲。だからこそ、こんなにすっと胸に入ってくるのではないだろうか、とわたしはおもう。
一方でMVでは、歌詞にははっきりと描かれなかった「救い」が描写されている。
「下を見て吸い込まれ、踏み出してしまった」彼女は神さまに救われ、最後には笑顔を見せる。失敗したものごとの象徴であろう、壊れていったものも元通りの姿になってゆく。落として割れたCDを除いて。なるほどつまり「CDはもう売れない」、ってことだよね。まさしくこのミニアルバムを象徴する作品に仕上がっているとおもう。
余談だが、ほぼ同時期の10月31日にリリースされたTWEEDEESというバンドの3rdアルバム「DELICIOUS.」にも「間違いだらけの神様」というおなじテーマの名曲が入っているので、もしよかったらこちらも聴いていただきたい。曲調はぜんぜんちがうけど、ほんといいんですよ。おすすめ。
ほかの収録曲の「選曲」がすごい。
YouTubeでついに41万再生を越えた(記事執筆時点)モンスターバズ曲「魔法使いのマキちゃん」については今年の2月にこのような記事を書いているので、よかったら見ていただきたい。
そして、ポップでキャッチーな「砂漠の惑星」、
唯一かめがいさんが作曲している「bedroom sound system」、
DIYクソアニメの主題歌になっている「フルーツサンドとポテサラ」の全5曲。
今作の楽曲はおしゃべりがおおめ。ポップな曲がふんだんに詰まった前作「Faster,POP! Kill! Kill!」とはちょっと雰囲気がちがう。ポップで踊れる曲って「砂漠の惑星」くらいじゃないかしら。
で、じゃあ曲がないのかって言えばちがうのだ。
ライブ会場限定シングルの「ヨルハアソバナイト」とか
未音源化(別アレンジでc/w化している)ながらMVまで作ってある「ヤンキーラブ」
といった曲がある。ふつうだったら、シングル曲やわざわざMVを作った曲をアルバムから外すなんてことはかんがえられない。
さらに、前作同様のポップな曲なら、以前からライブで何度も演奏されている定番曲の「夜はこれから」や
ポップしなないで「夜はこれから」
— ポップしなないで (@pop_snnid) November 11, 2018
これからの夜を飛び越える歌です pic.twitter.com/Pfa2w9hyqg
わたしが個人的にもっともすきな「大正カゲキロマン」
ヨルハアソバナイトの動画だよ、曲は大正カゲキロマン
— ポップしなないで (@pop_snnid) January 30, 2018
イケてる夜の雰囲気が伝わってくるね!広めてやってよ
これからも最高にイケてる人生を pic.twitter.com/c3vy3tEabp
といった曲があるにもかかわらず、あえてこのちょっとせつない、現実味のある、それでいておしゃべりな曲たちを用意してきたわけだ。確信犯。
ならば、この選曲にはかならず意味がある。ポップで、ファンタジックで物語的で、たのしいミニアルバムだった前作とはちがう、そんな意図が。
ほかの曲はぜひCDで聴いてほしいので、ここで紹介はしないけれども。
で、「CDはもう売れない」のか。
このアルバムの収録曲の歌詞を見ていくと、前作よりも身近な曲がおおいような気がする。決して絵本の中ではなくて、手の届く範囲の、リスナーが自分のことのようにおもえる曲が。
唯一、前作の趣を色濃く残した「砂漠の惑星」を挟んで、現実感でのサンドイッチ。
そして、収録時間は驚異の18分18秒。短いのだ。
一般的にはポップスのアルバムってだいたい45分~60分、ミニアルバムだとだいたいその半分で20分~30分くらいではないだろうか。
そう、正直言ってこの18分という数字はちょっと物足りない。もっと聴きたい。あと1曲増やしていたら、かなりの満足度になったのではないかとおもう。だが、わたしはこれが彼らの作戦なのではないかと推測する。
挑戦的かつ自虐的なタイトルで人目を引き、このミニアルバムの世界観を確立した曲で初っ端からブン殴り、バズ曲で畳みかけたとおもったら、前作の香りを残したポップ。ラスト2曲で現実にそっと寄り添う。聴き終わったらわたしたちは、ふとこう思うのだ。
「物足りないな、もうちょっと聴きたいのに。」
そう。こいつら、CDを売る気満々なのだ。タイトルに騙されてはいけない。
ただ1曲1曲を聴くだけではわからない、アルバムを通しての作り手の想いが、たしかに伝わってくるミニアルバムだ。こんなものを作るような連中が、本気で「CDはもう売れない」なんて、かんがえているわけがない。
前作の「Faster,POP! Kill! Kill!」と合わせて37分。それでもやや短いが、現実とファンタジー、おしゃべりとポップなメロディー、補完し合うかのような2枚を合わせて聴くと、これはおもった以上に「食べごたえ」がある。
「マキちゃん」で初めて彼らを知ったひとに、もっともっと興味を持ってもらうための、もっと聴きたいと思わせるためのミニアルバム。シニカルなタイトルは、そんな世の中でも伝わるアルバムを作る、という決意表明のようにも感じられる。
ちなみに彼らは、CD発売前最後のライブで、新曲2曲同時披露、なんてこともやっている。このCDに入っている曲をお披露目するのではなく、まったくはじめてやる新曲を2曲も演奏したのだ。
まったくもって意味のわからない、今までの常識ではかんがえられないタイミングでの新曲披露。
さらには今年のクリスマスイブ、12月24日には初のワンマンライブを開催するという。なんでこのタイミングで!?こんなの友達めちゃめちゃ誘いづらくないか。まじかよ。
どこまで計算か、どこまで本音なのか。まったくわからないポップしなないでの明日はどっちだ。
ただひとつ言えるのは、わたしたちはその行く末からもう、目が離せなくなってしまっている、ということだ。
アフィリンクの張りかたがわからないので、タワレコオンラインです。
2018年10月を振り返るまとめ ~記事紹介と没ネタ~
10月が終わりました。毎月毎月書くんですが、ほんと1ヶ月ってあっという間です。はやい。ブログを始めたのが昨年の11月2日。つまりほぼ1年ってことですね。うわぁ早い。今後もウェブの海にくだらないものをまきちらしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、どんな記事を書いたのか、どんな思いで書いたのか、という
おれ以外誰得なかんじの1ヶ月振り返りです。
興味があったらどうぞ。
・大地の芸術祭2018に行ってきた。前編(10/9)
・大地の芸術祭2018に行ってきた。後編(10/13)
初の前後編。解説は一緒にさせてください。
新潟県には3年に1度、「大地の芸術祭」という、まち全体を使った広大な芸術祭があるんです。
前々から話は聞いていて、気になるなーというかんじだったんですが、友達のみきぽさんが案内してくれるとのことだったので、一緒に行ってきました。どこになにがあるかもわからなかったので、色々教えてもらえてよかったです。
さすがにぜんぶは紹介しきれなくて、一部省略したのですが、それでもけっこうなボリュームになってしまいましたねぇ。あまりにもおおかったので前後編に分けましたが、3回に分けてもよかったかな……というかんじ。
記事というか、備忘録的な日記ですかねぇ。でもめちゃめちゃおもしろかったので、またぜひ行ってみたいです。アートってなんだろう?ってことをめっちゃかんがえさせられる旅でした。
・自分の似顔絵が女体化二次創作された話。(10/17)
友達がカスタムキャストでめっちゃ遊んでたら、なんかえらいことになった話。
まぁ身内ネタですけど、こういう経験があるひとってたぶんそうそういないとおもうので書いてみました。自分の似顔絵が女体化二次創作されることなんてある!?
とりあえず、自分を元にしたキャラクターにセクシーな衣装を着せられると、なんというかもう無駄にめちゃめちゃ恥ずかしくなる、という知見を得ました。だがこの知識をいつどこに使えばいいのだ。
まぁ、もしよかったら見てやってください。みんなが描いたわたしかわいいよ!!(自意識が明後日の方向に飛んで行った発言
・2018年10月に書いたnote(10/24)
先月に引き続き、noteをまとめてみました。
基本的におもしろたのしいブログと、真面目だったり黒かったりするnote、という使い分けをしているので、ブログの空気感とは合わない部分はあるのですが。まぁ、もしおまえの文章にちょこっと興味があるぞ、ってかたはよかったら読んでみてください。
1つ目にかいた「思考の「外注化」について」ってのはそこそこ反響のあったやつです。わたしの悪意にまみれた文章を読んでみたいかたはぜひ。
・地味ハロウィン2018に行ってきた。(10/30)
今年も地味ハロウィンに行ってきました。レポっす。
ほんとうはもうちょっと分析して書きたかったんですが、今年は本家デイリーポータルZもそうだし、全体的に地味ハロウィンの記事がおおく、また上がるのも早かったので、けっこう急いで書きました。
分類やテイストは昨年の本家デイリーポータルZの記事を参考にしています。
このイベントについては思うところも多少あるのですが、とにかくたのしく仮装を紹介していきたいなぁとおもって書いた記事でした。
月末に書いたのにめっちゃ読まれていて、改めて地味ハロウィンの人気のすごさを実感しております。すごいなぁ。来年以降どうなっていくのかはわかりませんが、ずっとたのしいイベントであってほしいですね。
今月の記事は以上です。
今月のアクセス数ベスト3は
・どこよりも早い、2018年の地味ハロウィン初参加者へ3つのポイント
・groovy music!「ポップしなないで」を今すぐ聴け!
次点で
といったかんじでしょうか。
1位は地味ハロウィンの記事。Twitterでめちゃめちゃバズってたこともあり、ハッシュタグ付けてツイートしたら1日でけっこうすごい反応があって、人気すげぇなっておもいました。公開期間が2日しかないのに、これだけおおくのかたに読んでいただけたのにびっくり。
2位は昨年の地味ハロウィン。これも先月くらいから一気にアクセス伸びてきてました。このブログいちばん最初の記事なんですよね。これからもう1年かぁ、とかんがえるとちょっとしんみりします。
3位はポしな。今月は2枚目の全国流通盤となるミニアルバム「CDはもう売れない」が発売され、波に乗っているバンドです。地味ハロウィンの勢いがつよすぎたのですが、毎月安定して読まれている記事です。うれしい。
次点はぶどうのレポート記事。10月まではぶどうシーズンですからね。あたらしい品種もたくさん出てきているので、よかったらぜひ読んでみてほしいです。
今月はけっこう書きました。没ネタも先月に引き続きありませんでした。
……書かなきゃいけないのに書いてない記事はあるんですが。
来月はちょっとおもしろい記事が書けそうです。どうぞおたのしみにお待ちください!
さて、そんなこんなで10月でした。
来月はブログ1周年です。おもしろい記事を書くぞー!よろしくお願いいたします。
ブログ以外にこちらのサイトもゆるーっと書いていく予定なので、どうぞ、合わせてよろしくお願いいたしますねー!執筆予定はいまのとこ未定です!