【LIFULL STORIESで記事を書きました】友達がほしくて「いい人」を演じていたら、心が疲れていることに気がついた
※今回もただのお知らせです。
書きました。
お仕事では3年ぶり、2回目のエッセイです。
なんでも、このnoteを読んでお仕事のオファーをいただいたそうで、ほぼ告知で埋まってるのにすみません……という気持ちです。ふだんはインタビューを中心に、取材記事ばっかり書いているので、たまにこういう変わったお仕事が来るとうれしいですね。テンションが上がりました。
事前にわたしの話をヒアリングしていただき、そこから構成を作っていただいたので、担当さんと二人三脚で作っていった記事という感じです。はてブを中心にかなり読んでいただけたようで、「バズった」といってもいいんじゃないでしょうか。ありがたいことです。
LIFULL STORIESさんとしても外部の人間に寄稿してもらうのは初めての経験だったそうで、ちょっとはその期待に答えられたかな、とほっとした気持ちです。「人との決別」をテーマに書いているので、正直もっと怒られが発生するかな……と思っていたのですが、意外とインターネットは優しかったです。読んでくれたみんな、ありがとう。
これ、「怒り」だと思われるかもしれないんですが、そうではないんですよ。そりゃ当時はめちゃめちゃ怒ったし、もちろん腹立たしかったですが、それはしばらくして「諦め」に変わりました。ある種、いまのわたしを形作ってくれた別れということになるのかもしれません。
さて、ありがたいことに今回はかなり反響があったのですが、個人的にはめっちゃ手ごたえと満足と恐怖がありました。
というのも、ふだんはインタビューを中心とした取材記事がメインなわけで、記事の反響があったとしても、自分としては「取材対象がおもしろいから当然」という感覚なんですよね。だから、「自分でやったった感」みたいなものは薄いんですよ。もちろん、切り口だとか、テーマだとか、取材対象の選定だとかはほぼ自分が担っている部分なんですが、取材対象があってこその記事じゃないですか。
だけど、今回は完全にわたしのエッセイであって、その反響というのは「その大半が自分のもの」なんですよね。大半、としているのは、担当さんと二人三脚で作り上げたと思っているからです。
これは取材記事ではなかなか味わえない感覚なので、びっくりしたし、驚いたし、満足感もすごくありました。率直に言って、嬉しかったです。めったにないエッセイのお仕事で、自分の書いたものがこんなにポジティブな反響をいただけるなんて。
ただその反面、これに慣れたら怖いな、という感覚も覚えました。人間ですもの、もちろん承認欲求はあります。それも、そこそこ強いほうだという自覚もあります。なので、「自分」に向けられたポジティブな反響(=承認・肯定)はすごく嬉しかったのですが、あくまでもわたしの本分は取材ライターなんですよね。
この承認に満足して、この感覚に病みつきになってしまうと、インタビューでいい記事が書けなくなってしまうのでは?とも思ったんですよ。必要のない自我を出してしまったりね。それはちょっと怖いな~と。
なので、すごく嬉しかったし満足もしたのですが、今回は特別だぞと割り切って、これからも自分の仕事をしていこうと思います。もしまたエッセイのお仕事が来たら、その時はまたがんばりますので、読んでください。いいなと思ったら、褒めてもらえると喜びます笑
そんなわけで告知でした。オチはありません。
こちらのサイトともども、少年Bをみなさまどうぞよろしくお願いいたします。
お仕事のご依頼も承っております。
TwitterのDM、もしくはraira21hot■gmail.com(■は@が入ります)までご連絡ください。