2018年8月を振り返るまとめ ~記事紹介と没ネタ~
もう8月も終わりですって。なにをしてたのかぜんぜん記憶がありません。やばい。平成最後の夏ってなにがあったんだっけ。
だんだん導入がてきとうになってきている気がします。書いてるひとがてきとうだからしかたがない。
さて、どんな記事を書いたのか、どんな思いで書いたのか、という
おれ以外誰得なかんじの1ヶ月振り返りです。
あとついでに没ネタ供養もしておきます。
興味があったらどうぞ。
・仕事における「イライラしないための中2メソッド」の研究(8/5)
今回から外部サイトとお知らせは一緒にまとめることにします。前回は別々にしたんだけど、書くことかぶっちゃうし……いやどうでもいいことなんですけど。
ちょこちょこ書いてますが、「バカ」とか「しね」みたいなわるぐちがあまりすきではないんです。聞いても見ても、あまりいい気分がしないんですよ。自分も数年前までめっちゃ言ってたので、おまいうって話なんですけど。
で、ちょっと反省しまして。おれもそういうことを言いたくなること、たくさんあるんですけど、自分が見聞きしていやなことをおおっぴらにやるのはどうよ、とおもったんですよ。
じゃあ、せめて文句や愚痴をいうついでにひと笑いさせたいな、とおもって書いたのがこちらです。
今日ちょっとイラっとしたことがあって、頭のなかでそのひとに「メガネ!」ってわるぐちを言ってやった。小学生以来だぜ、このわるぐち。
— 少年B (@raira21) March 6, 2018
でもかんがえてみたらそのひとは裸眼だし、そもそもメガネかけてるのはおれのほうだった。
子どものころ、「デブ」って言われたら「うるせぇ中肉中背」、「メガネ」って言われたら「裸眼のくせに」と心のなかで言い返してたんだけど、口に出して言わなかっただけ自分をほめてやりたい。
— 少年B (@raira21) March 29, 2018
元々こういうネタツイとしてかんがえていたことなんですが、というかネタツイどころか実際にやってたんですけど(病気
こうやってふざけた愚痴なら、言ってもみんないやな思いをすることもないし、笑って聞いてくれるんじゃないかなーとおもいました。つらさを笑い飛ばしてやろう、という気持ちもあって。ええ、結果的には2か月後に退職するわけですが(
あと当時のツイート見てみたら「このシンデレラ体重!」って言ってやったらどうか、とかわけのわからないことも言ってました。そう言えば聞かなくなったな、シンデレラ体重。あれはいったいなんだったんだ。
まぁ、ほんとふざけてるんですけど、こういう気持ちの余裕があるだけでもちがうとおもうんですよ。もちろん、ほんとに追い込まれてたらそんな余裕は持てないんでしょうけど……仕事がいやだなぁ、つらいなぁ、とおもっているかたが見て、「なんだよこれくだらねぇな」ってちょっと笑ってくれたら本望です。
あ、自己啓発本のくだりはもちろんいやみです。
・鶴巻温泉を散歩しました(8/7)
今月から、サンポーというサイトで書かせていただくことになりました。
「ジモトぶらぶらマガジン」ということで、街歩きがメインのサイトさまですが、うちのブログに街歩きや路上観察の記事はほぼないですからね……いやまぁ、よくお声かけてくださったな、というのが正直なところでした。
しかも、ブログを書き始めたのは昨年末からで、ライターどころかブロガー(という言いかたってほんとはすきじゃないんですが)としても、駆け出しもいいとこなわたしですよ。歳はそこそこいってるけどさ。ほんと、お声をかけていただいてありがたいし、うれしかったです。
さらに、見るとライター陣のみなさまのレベルが異様に高いですからね。このサイト。商業サイトでバリバリ書いてるかたもたくさんいらっしゃるし、読ませる文章がめちゃめちゃ多いんですよ。じぶんは実力も実績もいちばん下。これは生半可な気持ちではいけないぞ、と気合いを入れました。
さて、記事の舞台は何度も書いてますが、うちの地元からちょっと離れたくらいのところで、まぁ知ってるようで知らない、知らないようで知ってるくらいの場所でした。南側から隣の駅まで、ルートにもよりますが1.5~2kmちょっとなので、もし北口にいいネタがなければ、「1駅歩こう」って企画にしよう、と失敗したときのネタもかんがえての選定でした。結果、そんな心配が杞憂に終わるぐらいおもしろい町だったのでよかったんですが。
あと、今年の夏は異様に暑く、取材した7月中頃は特に毎日最高気温を更新するようなやばい時期でした。これはおれ、しんでしまうな、いやだな、と街歩きサイトに寄稿するとはおもえないようなふざけたメンタリティーで、結果夕方から散歩しようというさくせんに出たわけなんですが、これがちょうど散歩が終わるころにいい夕焼けが出て、文章もそれに引っ張られてエモいかんじの締めになったかなー、と自画自賛しておきます。
また書かせていただきたいですね。がんばります!
・名刺代わりに読んでほしい記事たち(8/10)
なるべくみなさんに最初に読んで欲しいな、とおもって日付を2030年にするという姑息な手段に出ましたが、今月の記事です。
友達でライターの佐々木かえでさんがポートフォリオを作っているのを見て、「おおお!なんかよくわかんないけどかっこいい!!おれもやりたい!」とめちゃめちゃ意識ひくく作り始めたのがきっかけです。
ポートフォリオ、って言葉自体もはじめて知ったので、なんか新鮮な気持ちでした。なんというかこういう「っぽい」のって、てやんでい!って気持ちといっしょに、うらやましさもあるんですよね。こういうところがおれのめんどくさいところだなーと思ってはいるんですけど。ちょうどサンポーでの寄稿が始まったということもあって、いろんなかたに読んでいただきたい気持ちもつよかったのです。
いちおう、自由ポータルに掲載された記事や寄稿記事を中心に、12個の記事を抜粋しました。ちょっと多いかな、とも思いましたが。なんだかんだでなかなか選べなくて、でもこのまま行くと全部書きそうな勢いだったのでこのあたりでやめました。よかったら読んでね。
前述のかえでさんのものや、こちらも友達のライターさん・ツマミ具依さんのものを参考にさせていただきました。おもしろいことに、ちょっとした友達内でのブームみたくなって、ねおみのるさんも作っておられました。みなさんほんとおもしろいかたばかりなのでおすすめです。
あ、なんかこういうことを書くとブロガーっぽい気分を味わえてよいですね。
・北海道には温泉にも入れる炉端焼きのお店がある(8/14)
今月は寄稿とまとめが続いて、ブログとしては半月ぶりの記事になりました。6月の北海道旅行に行ったときに立ち寄ったお店のレポートです。
元々ネットで知っていて、5年くらい前には一度来たことがあったのです。その後紆余曲折あって、温泉は一時閉鎖したりもしていたそうなのですが、また復活したということで行ってきました。前回行ったときの印象がすこぶるよかったのも決め手でした。
ほんとうはお昼に行こうとおもっていたんですが、温泉の準備ができていなかったということで夕方に。旅行の行程的なこともあって、微妙に中途半端な時間になってしまったのがくやしいところです。前日に連絡しておけばよかった。
あと、ほんとうにびっくりしたのが閉店のことでした。6月末に行ったときにはなにもなかったのですが、7月上旬に閉店の告知が出ていたみたいで……前月には寄稿記事2本を含め、ダサ会、渋谷コンピ(7月で3周年でした)の記事や前々の月のイベントの記事もおおくて……それの記事を伸ばし伸ばしにしてたおれがわるいんですが。ほんとうにおどろいたし、ショックでした。大慌てでしたね。
お店がなくなってから書いたって仕方がありません。だって、ほんとうにいいんだもの。伝えたいんだもの。行ってほしいお店なんだもの。大急ぎで書き上げて、リリースしました。記事にも書いたけど、ほんとうにざんねんでなりません。
いちおう、オーナーさんの意向としては復活したいけど予定は未定、というかんじのようです。ぜひまた復活したあかつきには、また食べに行きたいなぁ。その時、もし温泉も一緒に復活してくれたなら、こんなにすてきなことはないのですよ。
今月の記事は以上です。
今月のアクセス数ベスト3は
・groovy music!「ポップしなないで」を今すぐ聴け!
・どこよりも早い、2018年の地味ハロウィン初参加者へ3つのポイント
次点で
といったかんじでしょうか。
1位のポしな、基本的にめちゃめちゃアクセスつよいので……これ、クレスタなら確実に殿堂入りになっている記事ですね。ほんとうにいいバンドなのでおすすめです。今月新曲のMVも出たよ!ここに貼っちゃうからみんな見て!
∽∽∽∽∽∽
— ポップしなないで (@pop_snnid) August 10, 2018
MV公開
∽∽∽∽∽∽
ポップしなないで
『言うとおり、神さま』
アニメーション:伊豆見香苗(@misttttt874 )
“明日は最終回 ありがと、ごめんね。”
どうか拡散等、よろしくお願いします
フル👉 https://t.co/Yvh91rBiuU pic.twitter.com/yk3jHuA5yP
2位は地味ハロウィン。コミケのネタコスが「地味ハロウィンっぽい」って話題になったようで、コミケ後数日間で一気にアクセスが集中して読まれるようになりました。いちばん最初の記事だから、かなり恥ずかしいんですけど……地味ハロウィン需要ってやっぱりあるんですね。書いた当初は読まれてたけど、しばらく上がってきていなかった記事なんですが……でもこのイベントはほんとおすすめです。会場で会いましょう!
3位はぶどうのレポート記事。夏だし、旬ってかんじがしますよね。もちろん今年も食べますよ!2位の地味ハロウィンもそうですが、なんかアクセスランキングから季節の変化を感じるようになったのがおもしろいです。
次点のりんごジュースは、自由ポータル掲載の流れかな、なんかゆるゆるーっと読まれているかんじがします。反省もおおい記事ですが、わいわいたのしんでる感が伝わればいいなぁっておもいます。
さてそれでは没ネタ供養の時間です。
・ニセコの某温泉がよすぎるので推していきたい
北海道の温泉シリーズで書こうかな、とおもったんですが。途中でこれ、どうおもしろくなるんだろう、とおもってしまったんです。
もちろん、温泉施設に罪があるわけじゃなくて、ほんとうにいいんです。さいこうなんです。でもこの1施設の魅力を伝えきれていないんじゃないか、これでいいのかとものすごく悩んで、結果お蔵入りにすることになりました。
自分の文才がないことを後悔した記事……いつか必ず書き上げてやるからな、という思いとともに、封印させていただきます。もういっかいちゃんと取材に行きたいしね。
さて、そんなこんなで8月でした。
暑い日が続きますが、いいかんじに愛と意識のひくさをばらまいていきたいとおもいます。だらだらゆるゆる、がんばらない程度にやっていきたいですよ。
ブログ以外にこちらのサイトもゆるーっと書いていく予定なので、どうぞ、合わせてよろしくお願いいたしますねー!執筆予定はいまのとこ未定です!
北海道には温泉にも入れる炉端焼きのお店がある
旅のたのしみ、といえばうまいものではあるまいか。
旅先で、その場所でしか食べられない、うまいものを食べるのがなによりもしあわせだ。それから温泉にでも入れれば、もうこれはさいこうに大満足の旅になろう。約束された幸福感である。これは疑いようのない事実だ。
で、この前北海道に旅行に行ってきたのだ。おいしい料理と温泉、あとそれから景色も。北海道って言ったらそりゃあもう、ぜんぶいいに決まってるじゃないか。
そしたらなんと、海の見える露天風呂に入れる炉端焼きのお店があるそうだ。ええっ!?なんだそれは!そんなの行くしかないじゃん!!と、いうことで、鼻息を荒くして行ってきました。ご覧ください。
北海道は白老町(しらおいちょう)にやってきた。温泉やクマ牧場で有名な、登別のひとつ東にある町である。北海道名物・開拓おかきにも「白老 虎杖浜たらこ味」がある。たらこをはじめとした豊富な海産物や、白老牛というブランド牛が有名な、海辺の町だ。ようするに、なにを食べてもうまいところだ。
国道沿いに数店舗のお店が立ち並ぶ
目指すお店「北のランプ亭」はここにある。時刻は18時すこし前。お昼に予約をしておいたのだ。温泉は急に行っても入れない場合もあるので、ちゃんと事前に確認の連絡をしておいたほうがいいだろう。
食いしん坊は「自然を炭焼」というフレーズにぐっとくる。
数店舗のお店が敷地内に並んでいるが、お店の前には大きな看板があるので、迷うことはないはずだ。
この佇まい、いやがおうにも期待がたかまる。
ウエスタン風って言うのかな。外装に木をふんだんに使ったお店は、それだけでうまそうさが8割増しに見えてしまう。あと、つるしてあるボールの理由はわかんないんだけど、なんかその、できる感を感じてしまうのはなぜなんだぜ。
いざ、店内へ。
店内も木を多用していて、おしゃれでかっこいい。用心棒や賞金稼ぎが酒盛りをしていたらどうしようとおもってびびったが、まだ時間が早いせいかそういうひとたちはいなかった。
予約をしていたため、席が準備されていた。オーシャンビュー!
あいにくの曇り空だったけど、天気がよければ絶景なんだろうなぁ。
メニューの一例。
ステーキから刺身に焼き魚、海鮮やお肉の炭焼きまで。コースもあります。きれいな海を見ながら食べるご飯、ぜったいうまいの法則というものがあります。
大地の炭焼きと、ソーセージを頼みました。ああうまそう。
あと、茶色の食べものだいたいうまい説、という学説もある。海鮮もぜったいうまいんだけど、おれは肉食男子なのだよ。肉と米の組み合わせには絶大なる信頼を置いている。
炭火で焼くお肉。これ以上のしあわせがあるだろうか(いや、あるわけがない)
うまいものをうまいこと表現する能力に長けていないので端的に言いますが、めちゃめちゃうまかったです。一文でうまいって言いすぎだな。
たぶんこのときのおれ、世のなかでいちばんうれしそうな顔をしていた自信がある。おいしいものはひとをしあわせにします。
ああ、おいしかった。
いやぁ大満足。さいこうだね。ごちそうさまでした。また来よう。
じゃないよ。食事がうまくてすっかりわすれていた。温泉だ温泉!!
「懺悔の湯」って気になる名前。
おれは食後に入ったが、他にも予定をしているかたがいる場合もあるので、来店したときにまず確認しておこう。 浴室は1つのみ。扉に鍵をかけて、貸し切り風呂として利用することもできる。家族旅行なんかだといいかもしれない。
公式Facebookには紹介されているが、店内には特に掲示等がないので、知る人ぞ知る温泉と言えそうだ。
それから、温泉だけの利用はできない。あくまでもここは飲食店であり、食事をしたひとへのサービス、という側面がつよいのだ。
脱衣所には善意つぼが。無料で入れるけど、ちょっとしたお気持ちを入れておきましょう。
脱衣所から廊下を抜けていくと
わほーい!!温泉だー!!
どうかんがえたって「食事のオマケ」というレベルではない、絶景の露天風呂があらわれた。源泉かけ流しの温泉に、このロケーション。なんだこれは。夢か、夢なのか。だとしたらここは桃源郷だ。肉と海鮮と温泉が待ち受ける夢の国にちがいない。
少し黄色がかった、透明な温泉。温度も熱すぎずぬるすぎず、ちょうどいい。
もちろん、ここに温泉があるということは承知のうえで来店しているわけだが、それでも飲食店で温泉に入るという事実にふと笑いがこみ上げてくる。だって温泉がここにあるべき理由なんてなにひとつないのだ。ましてや、こんな本格的な湯船である。脳が身体に追いついてこない。理解できないものを目の当たりにしたとき、ひとはただ笑うことしかできない。
湯口も石を組み合わせた、「温泉らしい」もの。
天気がよければさいこうの景色なんだけどなぁ。こればっかりは仕方ない。
温泉はつるつるとした肌触りの塩化物泉で、色は先述のとおり、少し黄色がかった透明なお湯。お店のかたにお話をうかがったところ、お店周辺の一帯にある温泉地・虎杖浜(こじょうはま)温泉の共有源泉を使っているそう。
虎杖浜温泉は知る人ぞ知る名湯。登別温泉に比べれば知名度では負けるものの、2011年に全国で10番目となる「源泉かけ流し宣言」を行っている温泉地。つまり、どこの温泉施設・ホテルに行こうとも、ぜったいに上質の温泉に入ることができる、お湯の質が約束された温泉地なのだ。先ほども書いたが、ここの温泉「懺悔の湯」ももちろん源泉かけ流し。お湯にこだわりたいというわがままなあなたも、満足するにちがいない。
奥の寝湯は現在使われていないようだが、広いスペースをウッドデッキとして使うことができる。
遊歩道はたまに散歩しているひとがいるそうなので、そこだけは注意が必要かも。はしゃぎすぎは禁物。
それからこの温泉、なにがすごいかって言うと、洗い場のカランから出てくるお湯も温泉なこと。あまり勢いはよくないものの、せっかくの温泉成分を洗い流さずに身体を洗えるっていうのは、おれはとてもすきなのです。
食事も温泉も、すべてに満足のできるいいお店でした。ここに来れてよかったよー!!
帰るときには暗くなっていた。夜の雰囲気もまた、いいよね。
※注意※
取材を行った6月末にはまだアナウンスをされていなかったのだが、記事執筆のためにお店のFacebookを確認していると、なんとこちらのお店は2018年8月31日で閉店してしまうそうだ。食事や温泉の利用についても変化がある場合があるので、事前に電話で確認をされたほうがいいとおもう。
この食事や温泉を楽しめるのもあとわずか半月。もしも立ち寄れるチャンスがあるのならば、いまのうちにぜひ!オーナーは再開したいという意向もあるそうだが、温泉については特にどうなるのかわからないので、この機会に入っていただけたらうれしい。だって、だって、ほんとうにいい温泉だったんだよ!!
取材協力:北のランプ亭
北海道白老郡白老町字竹浦116−12
【電話番号】0144-87-6777
【営業時間】11:30~15:00(L.O.14:30) 17:00~21:00(L.O.20:00)
【定休日】水曜日 ※2018年8月31日をもって閉店
【サンポーで記事を書きました】鶴巻温泉を散歩しました
※今回もただのお知らせです。
今月からサンポーというサイトで記事を書かせていただくことになりました。
本日、初めての記事が配信されました。
わたしの地元からほど近い、小田急の鶴巻温泉駅周辺を散歩したことについてです。
細かくは、こちらの記事を読んでいただくとして。
ご縁があって、サンポーのウェブマスター・ヤスノリさんにお声をかけていただきました。ありがたいことです。
正直散歩なんてろくにしたことがない(というか、してたらこんな体型になっていない)のですが、ダイエットを兼ねて、今後のんびりと歩いて行こうかなとおもっております。いやいや、でも学生時代はけっこう歩いていましたし。10年くらい前のことだけど。目的があっての歩きだったけど。
そうなんです。おれ、いままでは理由がないと、今まで歩くことってわざわざしなかったんですよ。どこかへ行く、お金がないから初乗り料金分の一駅を歩く、バス代を節約する、……などなど。歩くこと自体はきらいじゃないんですけど。
でも今回、地元に近い駅を自由にぶらーっと歩かせてもらって、まぁここにこういうのあったよな、くらいのかるいかるーい、羽毛みたいなふわふわした気持ちで歩いていったところ、思いのほか新たな発見だったり、知らないことがわかったりして、おもしろかったのですよね。
まぁ、神奈川のど真ん中の田舎に住んでおりますのでね、ちょっと郊外のほうを、ゆらーっとだらーっと歩かせていただけたらな、とおもうのです。
お散歩をテーマにしたサイトということで、今まで書いていたものとはだいぶテーマもテイストも変わりますが、少しでもその町のたのしさが伝わる記事に仕上げていけたらいいな。
この写真はいいな、と思って撮ったけど結局うまくいじれなくてボツにしたやつです。
でもすごくいいので、せっかくだからこの機会に見て。
記事に使った建物の見返りショットも貼っておきます。誰得なのか。
とりあえず、CRAZY STUDY(通称:クレスタ)への寄稿も、こちらのブログも、今まで通りゆるゆると、むしろのんべんだらりとやっていきたいとおもっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
クレスタのほうも、一昨日あたらしい記事を書いておりますので、こちらのほうも合わせてぜひご覧ください!
そんなわけで告知でした。オチはありません。
こちらのサイトともども、少年Bをみなさまどうぞよろしくお願いいたします。
お仕事のご依頼も承っております。
TwitterのDM、もしくはraira21hot■gmail.com(■は@が入ります)までご連絡ください。
【CRAZY STUDYで記事を書きました】仕事における「イライラしないための中2メソッド」の研究
※今回はただのお知らせです。
わたくし、CRAZY STUDY(通称:クレスタ)というサイトで、たまーに記事を書かせていただいております。
本日、久々に記事が配信されました。
タイトル通り、おれの提唱する、仕事でイライラしないための中2メソッドについてです。
基本的にふざけてるし、意識のひくさをこじらせたかんじが前面に出た記事になっています。ただこれ、ふざけてますけど、前職ではたらいてる最中のおれは本気でこれ実践してましたからね。いま思い返すと、どうかんがえてもメンタル病んでる(笑
いやでも、「まじくそ!」とか「しね!」みたいなわるぐちを言うのであれば、こうやってちょっとでも笑いに変えていったほうが人生お得な気がしていいよなぁ、というのは正直まじめにおもってることなので、ほんと、読んで欲しいし、もしも実践していただけたりしたら、たぶんちょっとだけ世のなかが平和になるんじゃないかなとおもったりします。
あ、でもひとに見つからないようにね!!お兄さんとの約束だよ!!
あと、基本的に自分のネタなんですが、朝起きたときに「おはよう、世界……」って言うやつは友達のフォロワーさんのネタだったりします。オチもこのネタの改変なので、ネタを使わせてくれた友達にも大感謝です。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
いちおう、ブログだけでつながっているかたもいるし、外部サイトで書いた際にはこうやって今後もちょこっとした裏話も交えつつ、告知をしていこうかなぁとおもってます。
需要があるのかどうかは知りませんが。
そんなわけで告知でした。オチはありません。
クレスタともども、少年Bを今後ともみなさまどうぞよろしくお願いいたします。
お仕事のご依頼も承っております。
TwitterのDM、もしくはraira21hot■gmail.com(■は@が入ります)までご連絡ください。
2018年7月を振り返るまとめ ~記事紹介と没ネタ~
7月ももう終わりです。1年早いなー。あっという間だな。
旅行から帰ってきて、だらだらとしているぶらぶらおじさんです。
今月はけっこういっぱい書いたなー。あと、長編が多かった。
まぁ、基本月に2~3本+まとめ1本くらいでのんびりやろうとおもってます。毎度ゆるっとしたスタンスですがよろしくお願いします。
さて、どんな記事を書いたのか、どんな思いで書いたのか、という
おれ以外誰得なかんじの1ヶ月振り返りです。
あとついでに没ネタ供養もしておきます。
興味があったらどうぞ。
・りんごジュースを8種類飲みくらべてわかったこと。(7/4)
長野のりんごジュースが種類がたくさんあって、おもしろかったので飲みくらべたいってそのまんまの趣旨でした。
5月の、バス停と温泉の記事と一緒に合わせて3本で「とくべつ企画:ながの」として書こうとおもってたんですが、経費会の記事をクレスタに上げるために先に書いたり、急遽旅行に行ったり(これは自業自得)、仕事がなくなった反動で、会いたかったひとにたくさん会いに行ったり(これも自業自得)、どんどん後回しにしてしまいました。
じつは他のメーカーだけど、りんごジュースの飲みくらべはしたことがありまして、「紅玉」のすっぱさや、今回はなかったんですが、「王林」がめちゃめちゃ甘いってのは知ってたんです。
なので、この飲みくらべはぜったいおもしろい!という確信があって、友達に声をかけまして。記事にしたらきっとウケるな!とおもっていた企画なんです。飲みくらべに正解があるってのも斬新かな、とおもいました。
「ブラムリー」ってのはほんと初めて知ったんですが、衝撃的でした。クッキングアップルだから、きっと甘くはないだろうなとおもっていたんですが……「グラニースミス」ともどもおもしろかったです。
ただこのブラムリー、固定のファンがいらっしゃるりんごらしく、そちら界隈でけっこうシェアをしていただきました。その節はありがとうございます。想像のしなかった出会いってのもまたおもしろいもんですよね。
で、こちらは自由ポータルに応募しました。
バス停が落選してしまったので、なんとかこれは受かりたい……!とおもっていたんですが。送った週に載らず、「これは落選か……」と落ち込んでいたところ、次の週に掲載されました。
金曜日の午前中に選ぶのだとおもって、木曜の深夜に送ったんですが、微妙に締め切りが過ぎてたようです。前回このくらいの時間に送ったときは掲載されたような……投稿数によってもちがうのかな?
なんにせよ、やっぱり締め切りよりも早めに送るべきですよね。ギリギリよくない。
ただ、今回は入選ならず、【もう一息】での掲載でした。構成のちらかりや、並べ順など。あとは飲みくらべから離れてもいいというご指摘も……うーん、たしかにどれもその通り!まだまだ勉強しないといけないことがたくさんあります。くやしい。でもがんばろう。
もっともっと「おもしろいと」自分で思えるようなものを書いていきたいですね。
ひとつ、終わり方についてなのですが、今回は飲みくらべなのに正解があるという、一風かわった展開だったのですが、正直なところ
全員舌バカかよ。
で落とせばたぶんもっと笑いを取れたんだろうなぁ、と正直おもいます。
ただ、これってその場で言う分にはぜんぜんいいんですが、読んでくださるかたにどう届くかな、という不安があって。和気あいあいとした飲みくらべの、その空気感とか、参加してくれた友達との関係性とか、そういうものって、その場にいないひとには共有できないものじゃないかなとおもうわけです。
で、結局、呼びかけに応えて参加してくれた友達に対して、冗談でもこう、蔑んだような言いかたをして取る笑いってちょっといやだなぁ、とかんがえてしまって。
それで同じくらいおもしろい文章を書けないのは自分の技量不足ですけどね。やっぱり、こういう「おもしろいこと」をやる上で、どれだけ大事なのかは読むひとみんなを楽しませたいって気持ちじゃないかな、とおれはおもうわけです。一部のひとを不快にさせてまで取る笑いなんてつまんねぇ。そうおもいます。
これに関しては、今後も大切にしていきたいところです。そのためにはもっとおもしろく書く必要がありますけど。なんか反省のおおい記事になってしまったなー。
・ダサい格好で飲み会に参加した(7/12)
じぶん至上一番ダサい格好で集まって飲む会をやりたい。一番ダサい人は飲み代がタダになる。
— すぴかあやか(角田綾佳) (@spicagraph) June 20, 2018
Twitterでバズった、「ダサ飲み会」ツイートを実際にやってみたってやつです。
本文に書いた通り、自分の主催じゃなくて、今回は主催さんと共通の知人がおりまして、その知人経由で誘っていただいたのですが、まぁみんなのダサさに対する熱量のすごいことすごいこと。
これは生半可な覚悟ではいかぬぞ、とこちらも必死でダサさについて、ない頭をひねって考えたかたちです。
他人をばかにする笑い、というのはまぁお手軽でいいんです。簡単だし。ただ、上の記事でも書きましたが、自分としては他人を傷つける笑いを展開したくない、というのがありまして。
参加者のかたがおっしゃってたんですが、「ダサい」って言葉。もうすでに侮蔑の意味合いが入っているので、これの解釈がむずかしいんです。「地味」とはちがう。ここをどうクリアするのか、が問題でした。
結果、自分としては
・「ダサい」を口実に着たいものを着て、身につけたいものを身につける。
・過去の自分が「かっこいい」と思って着ていたものを身につける。
という2本の柱で挑みました。2つめの考えかたはけっこうおおくの参加者さんが体現されてました。やっぱりみんなおなじとこに行きつくんだなぁ、なんておもいました。過去の自分を持ってくれば、そういう経験をしたひとがいても、仲間にできちゃうから、強いですよね。誰も傷つかないという点ではこれは最良なのでは。
あとは、自分は考えつかなかったんですが「ひとつひとつはいいけど、合わせてダサい」って発想のかたが複数人いらしててびびりました。服のメーカーさんや愛好者はdisらずに、じぶんのセンスをネタにしていくパターンですよね。その手があったか!と驚きました。ほんと、みんなすごく考え抜いたんですよね。すばらしい……
で、このダサさについて真剣に悩む、この状況がもうすでにおもしろいとおもうんですよね。大の大人が真剣になにやってんだって。やっぱり、こういうものを書いていきたいなぁとおもいました。
こういう、真摯に物事と向き合えるかたがたと一緒に遊べたのは、ほんとうに嬉しかったです。みなさんのおかげで、こういう結果になったんだなぁとおもいました。またぜひ、一緒になにかできたらいいなとおもいます。
この記事ですが、発案者のかたにRTしていただきました。
#ダサい飲み会 本当に開催してくれてる人がいてめちゃうれしい
— すぴかあやか(角田綾佳) (@spicagraph) July 13, 2018
楽しそうでうらやましくなりました!移動する恥ずかしさとか、かつて着ていた服とか、コンセプトが完璧です👍✨こちらこそありがとうございます!
— すぴかあやか(角田綾佳) (@spicagraph) July 14, 2018
さらにこういうコメントを出していただいて。
書いた記事が読んでいただけて、それで喜んでいただいて。ほんとうに嬉しかったですね。ほんと書き手冥利に尽きるなと。
やっぱり、ひとに笑ってもらいたい、ひとにたのしんでもらってナンボのもんですから。そうじゃなかったら、おもしろの価値なんてないんじゃないの、とおもいます。個人的な意見ですけどね。
・パズルで遊べるカフェに行った(7/20)
まぁほんと、パズルというかあたまをつかうものがにがてでして。そんなおれが誘われてパズルカフェに行ったというおはなしです。
だってあたまがわるいんだもん!できるわけないじゃん!しょうがないじゃん!!ってずっと言い張ってたんですが、ルービックキューブも解法があるんですね。いや初めて知りました。びっくりした。あれ解けるひとみんな天才なんじゃないのっておもってたもの。ちゃんと解くためのロジックがあるんですね。ほえー。
元々、好奇心は旺盛なほうで、自分の知らない話を聞くのも好きだったりするのですが、やっぱりこういう、ひとに教えてもらうようなものっておもしろいですね。おふざけじゃなくて、知的好奇心が満たされる的な。
そもそも、友達の友達が世界的パズルデザイナーってなんだよ!って話ですけど。まじでびっくりしました。意味がわかんなかったもの。でもほんと、すてきなご縁をいただけてよかったです。友達のほうどうさん、えぢナガタさん、その節は本当にお世話になりました。
今回は取材ってわけじゃなくて、ふつーに遊びに行ってたのしかったのでブログ書いたってかたちですけど、いつかちゃんと取材で行ってみたいですね。あー、いや、その前にもう一回遊びにいくほうが先だな。
これ読んで「行ってみたい!」って言ってくれたかたがけっこういらっしゃったので、みんなで行こうぜ!知らない世界を知るのってたのしいよ!
・あれから2年、渋谷コンピの夏(7/28)
今月4本目の記事です。
月間4本なんていつ以来だ、とおもってたら2月に書いてました。5か月ぶりか……
久しく音楽系の記事を書いていなかったし(これも4月以来ですね)、元々音楽の知識はほぼないので、下調べとか感想をわかりやすく形にするのに苦悩しました。
音楽の「いい」とか「わるい」って主観でしかないですからね。で、「じゃあどこがいいの?」って聞かれたってそんなのうまく説明できなくないですか。いや、それを言ったらおしまいなんですけど。それを説明するためにかんがえるわけなんですけど……
しかも、ひとつのバンドならまだしも(それでもめちゃめちゃむずかしいのに)、ジャンル全体の話もしなければならない。これは難問でした。色々参考資料を見てかんがえたり、知らなかったバンドを聴いてみたりもしたのですが、最終的に「付け焼刃で語ってもしかたないので、こまかくは知らん!」と言い切るかたちになりました。あんだけ時間をかけた結果がそれかよ、って気もしますが。
あといちおう、渋谷系ってことで、その界隈の曲タイトルやアルバムタイトル、歌詞へのオマージュをちょこちょこ散りばめております。気づいたかたはニヤッとしてくれたらうれしい。
まぁ、言いたいことは「すっげーいい曲がタダでも聴けるから、DLしてぜひ聴いて欲しい!」ってだけなので、それが伝わればいいです。渋谷コンピの曲もきっと色々元ネタがたくさんあったりするんだろうけど、そういうのわかんなくても「純粋にいいな」って思えるので。
ほんと、よかったらぜひ聴いてください。
今月の記事は以上です。
あと、今月半ばからgoogleアナリティクスをいまさら導入しまして。
いかに読んでもらうか、とか滞在時間を長くするか、みたいな分析はべつにいいんですが。だって書きたいこと書きたいように書いてるだけで、記事に共通のものもぜんぜんないので、分析しようがないですし……アフィリエイト設定の仕方もよくわかんないしな。
ただ、単純にアクセス数ベスト3がちゃんとしっかり出せるようになったので喜んでます。やったぜ!
今月のアクセス数ベスト3は
・groovy music!「ポップしなないで」を今すぐ聴け!
次点で
といったかんじでしょうか。
1位のりんごジュースは、【もう一息】枠ってこともあって、今までの自由ポータルよりは流入が少なかったんですが、それでも自由ポータル入選はやっぱり読んでもらえますね。あと、初動の3日はアナリティクス導入してなかったので、細かい結果を見れなくてちょっとざんねん。
2位のポしな、唯一検索エンジンでガンガン来るやつです。さいきんどんどん波に乗ってますからね。10月に新アルバムのリリースも決まりましたし、もっともっと人気になってほしいです。
3位のダサい飲み会の記事は元ツイートのすぴかさんに拡散していただけたおかげで、想像以上にめちゃめちゃ読んでいただけました。うれしい!
ただ、拡散タイミングがりんごジュースの自由ポータル掲載とまったく同じ日だったので、閲覧数の内訳がまったくわからず……困りました。はてなのアクセス解析は最新1000という話を聞いていたのですが、自由ポータルに載ると、いつもより少ないとはいえ、とうぜん1日で1000は軽く超えるわけで……
で、アナリティクス導入の流れになったんですが。月頭から導入しとけば2位になってたかもしれないですね。まぁ今さらですけど。
次点のパズラボの記事もフォロワーさんがいいねしてくださったおかげで、けっこうおおくのかたに読んでいただけたようです。
いいねが晒される仕様は気に入らないのですが、ブログとかをやってる場合、そこで関心を買っていただける場合がおおいので、なんとも複雑な気持ちですよね……
さてそれでは没ネタ供養の時間です。
・闇を抱えたひとたちの飲み会「闇会」
自分が企画したイベントです。色々あって、最終的に昼間のサイゼでやったんですが、これはたのしかったです!次回もぜひまたやりたい!
マウンティングがいやだ、という意見はよく見かけるんですが、でも不幸マウンティングとかこじらせマウンティングはなくならないよね?って疑問が発想の原点でした。(あと社畜マウンティングもなくならないイメージありますよね。なんなんだろうなあれ)
みんなそれぞれ、たいへんなこと、つらいことってあるはずで。じゃあそういうひとたちを集めて吐き出す場を作ってみたら、平和に話を聞けるのではってのが趣旨でした。
あと、例えばですけど、自分が精神科通ってるとか、会社辞めたとか、そういう話って友達に話しづらくないですか。聞いて欲しいんだけどなかなか言い出せないとこってあるような気がします。でもみんなそういう現状だったり、過去があったらちゃんと受け入れて聞いてくれるんじゃないかなって。
そういう意味で、みんなでつくるセラピーの場みたいな感じにならないかな?もしなったらすごくない?とおもって。ほんと、言いかたはわるいけど興味本位なんですよね。こう思うんだけど実際やったらどうだろう?ってめちゃめちゃ気になってしまって。
自分もそこそここじらせてたり、トラウマやコンプがどっさり山ほどあるひとなので(Twitter見てればまぁわかりますよね、めんどくさいやつなの)、自分のセラピーにしたいって気持ちもありましたが。なんで、高尚な理念とかじゃなくてとりあえずおもしろそうだからやってみたいって軽い気持ちでした。
まぁ、そしたら4人のかたが集まってくださいまして。ありがたいことです。そしてみんな楽しんでくださったみたいで……嬉しかったです。ほんとうにありがとうございました。
正直、最初はこれで記事書こうとおもってたんです。でもそれって、結局話の内容に一切触れずに書くのってむずかしくないか?と。やっぱり、インタビューとか取材でもないのに、おれの興味本位で企画したイベントに参加してくれたかたの話を切り売り(いや売ってはないですけど)するのはどうなのかなって気持ちもあって、記事にするのは諦めました。
なんでもブログのネタにするためだけに生きてるわけじゃないので……やっぱり、自分でたのしいと思えることを企画して遊んでいきたいですね。次回もやるぞ!
まぁ、もし「自分も参加してみたい」ってかたがいたらお声かけください。人数多くなるとたいへんなので、別メンバーでもまたやってみたいって気持ちもありますし。
あと、両目さんとお会いしたときにお話したところ、アメリカではこういうカウンセリングが実際にあるらしい、と教えていただきました。まじかー!知らなかった!!やっぱこれ真面目に有効な手段なのでは……?って思ってしまった。まぁ気楽にゆるーくこういうのもやってみたいところです。
生きづらい世の中、なんとなくみんなでゆるっと生きていけたらいいんじゃないのー。
さて、そんなこんなで7月でした。
暑い日が続きますが、いいかんじに愛と意識のひくさをばらまいていきたいとおもいます。だらだらゆるゆる、がんばらない程度にやっていきたいですよ。
ブログ以外にこちらのサイトもゆるりと意識ひくく書いていく予定なので、どうぞ、合わせてよろしくお願いいたしますねー!来月早々に新記事が出るよ!
あれから2年、渋谷コンピの夏
渋谷系、という音楽ジャンルがある。
正確にはジャンルじゃない、というかたもいらっしゃるかもしれないし、この言葉にはみなさまなりの想いがあるだろうことは承知している。
とりあえず、ここではおれなりの紹介をさせていただきたい。
渋谷系とは、おしゃれな音楽のことである。
すまん、ものを投げないでいただきたい。気持ちはわかる。
渋谷系。一般的にはフリッパーズギター、オリジナルラブ、ピチカートファイブを元祖とする説が優勢だろうか。
ただ、「渋谷系が好き」とか言ってる割に、おれはこのへんをほとんど通っていない。後追いで、ここ数年でようやく少しずつ聴き始めた程度である。
あくまでも、おれがすきなのは渋谷系に影響を受けた、「ネオ渋谷系」に分類されることのおおいCymbalsというバンドであり、その作曲をほぼ一手に担う沖井礼二である。彼の現在のバンドであるTWEEDEESや、そのフォロワーであるPOLLYANNAらだ。
その程度の知識しか持ち合わせていないおれが、このシーンの音楽をにわか知識で解説するなどというのはたいへん失礼にあたる。こちらのブログやこちらの特集を読んでいただいたほうが1億倍以上は役に立つ。まじめに渋谷系の知識を得たいというかたはぜひ読んでみてください。ほんとおすすめです。
自分の認識としては、おしゃれで叫ばないギターポップであり、過去の名曲をオマージュし、リスペクトをしたうえで、あらたな解釈を提示する音楽、というものである。
聴いている側に音楽の知識があればあるほど、共犯者的な楽しみかたができる、通好みの音楽だ。もちろん、まったく音楽の知識のないおれのようなやつが聴いてもじゅうぶん楽しめるのだが。
この渋谷系という音楽ジャンル、いちどはほぼ途絶えてしまったのだ。
終焉の時期も、定義もひとによってちがうので解釈のわかれるところであるが、なんにせよ、いちどは「表舞台から消えた」音楽である。ということに異論のあるかたは少ないのではないか。
だが、2016ねん、なつ。
未来から渋谷、渋谷から未来へ。
1990年代~2000年頃、幅広いジャンルを素地に生まれた
渋谷系は、当時の音楽シーンを賑わせJ-Popの一時代を
築きあげていました。しかし、その流行も2000年初期には
終焉を迎え、現在その名前を知る若者は減りつつあります。
そんな今、渋谷系は過去のものではなく再びブームを
巻き起こすのではないかと考え、そのきっかけとなるまでは
行かないでしょうが、一人でもこのジャンルの素晴らしさを
伝えることができればと思い、今回渋谷コンピを企画しました。
総勢35名のクリエイターが、それぞれ、色とりどりの"渋谷系"を
表現し、最大限に"渋谷系"を感じられるアルバムとなっています。
未来から渋谷、渋谷から未来へつながっていく
これからの音楽"渋谷系"を是非、体感してください。
2016.7.15.
このような熱のこもったメッセージとともにあらわれたのが、これからご紹介する
渋谷コンピ
である。
はからずも前年、沖井礼二がTWEEDEESを結成して表舞台に舞い戻り、野宮真貴が「世界は愛を求めてる。〜野宮真貴、渋谷系を歌う。〜」をリリース。
この年の1月には「最新型渋谷系ポップバンド」を自称するバンド・POLLYANNAが1stミニ・アルバムをリリース。
にわかに界隈が活気づいてきたような雰囲気は、あった。ような気がする。
「そのブームを一過性のもので終わらせてたまるか」という、彼らの渋谷系への熱き想いがつまった、まさに「鳴り響く鐘」のようなメッセージであった。
ニコニコ動画やサウンドクラウドでボーカロイドの音楽を作っている「P」や「歌い手」の方々、同人音楽即売会「M3」で活動しているひとたちがこの想いの元に集い、形となったのがこの作品だ。
公式のクロスフェードもあるので、こちらに張っておきましょう。
上のクロスフェードにDISC-1と書いてあるように、こちらは 2枚組、という設定だ。こちらの1枚目は「未来を想っていたあの頃の音楽...」というモチーフである。ジャケットデザインは中川一さん。
これがまた、渋谷系というジャンルがすきなかたにはたまらない曲ばかりとなっているのだ。
少しだけファンキーなレヴューをさせていただきたい。
1曲目の「In A Trance」から最高におしゃれでかっこうがいい。思わず、バスルームでひとりきり大暴れしたくなるくらいには。7曲目の「オシャレ☆DAY」まで、怒涛のように襲い掛かる音楽の波。息をつかさずに一気に聴けてしまうことだとおもう。ここまでの流れがほんとうに美しく、コンピレーションとは思えないほどだ。
8曲目の「「シブヤChannel(200X年発売)」より「ステージ2:ネコブタラウンジBGM」」は架空のゲームのBGMという設定である。
そして9曲目、「Things Sweeter Than a Sugar Cube」には「スージークリーム・チーズケーキ」というふしぎな食べものが登場する。おそらく、読者のなかにひとりはいるであろう、フランク・ザッパのファンはニヤリとするのではないだろうか。
10曲目の「90 Summer Holidays」でしっとりと、でもたしかに輝いた夏が、終わる。
ひとの顔のアイコンの上をさわると、次の曲に移ることができるので、さらっとでいいので聴いてみていただきたい。
2枚目のコンセプトは「未来へ繋がる渋谷系」である。いい意味で枠から「外れた」ような楽曲もおおい。こちらのジャケットはもなか最中さんが手掛けている。
1曲目の「キャラメルマキアート」から、さらにまぶしい、キラキラした物語が始まる。3曲目の「鳥になったら」まで、3曲続けて鮮やかな情景が浮かぶような女性ボーカルが続く。
4曲目の「サニーデイ」で一気に気だるげな午後のカフェが目に浮かぶようになったかと思うと、7曲目の「ライアーライアー」まではやや落ち着いた、でもちゃんと踊れる曲が用意されている。
8曲目「Draw a dream」から10曲目の「The Invisible Night」までは3曲続けてのインストだ。ああ、もうこれで終わりか、というところで。
11曲目。最後の曲である「Baby Clap」。ここにこの、ふつうなら1曲目だろう、という疾走感にあふれたさわやかなキラーチューンを持ってきた。これはできれば、ちゃんと音源で聴いていただきたいのだが、この曲を聴き終えた後に、1曲目。DISC-1の「In A Trance」をふたたび流していただきたい。ふしぎなことにこれがまたするっと聴けるのだ。
この、渋谷系の楽曲の世界を、閉じない終わりかた。それができるのが、このコンピのチカラであるとおもう。
そして僕は喋りすぎた。どうもすみません。
では、この楽曲たちはいかにして手に入るのか、という話である。
こちらの「渋谷コンピ特設サイト」から入っていただき、「DOWNLOAD」のところでDISC-1,2を選択。
そして、「デジタルアルバムを購入」のボタンを押せば、金額入力の画面があらわれる。こちらの音源は「投げ銭方式」である。「0」と入力すれば、もちろん無料で手に入る。熱い想いのこもったこれだけのクオリティの作品が、無料で聴くことができる。
各曲個別で購入もできるが、どうせなら21曲、すべてダウンロードしていただきたいのが正直なところだ。
決して、メジャーシーンで活躍するアーティストはない彼らが、メインストリームではないジャンルのために、精魂込めて作った曲たちだ。知名度はないかもしれない。だが、これらの楽曲には、聴くひとの心をたしかに揺さぶる、なにかがあるのだ。彼らの魂の入った音を、どうか聴いてみていただきたい。
この有志たちの熱い想いが呼び寄せたかのように、同年の9月に行われた、リオ五輪から東京五輪への引継ぎ式は、椎名林檎の編曲による「東京は夜の七時〜リオは朝の七時〜」が披露され、翌2017年の2月には小沢健二が19年ぶりのCDをリリース。各方面で話題となった。
そして、今年の9月には渋谷系から派生した「アキシブ系」にこだわった音楽づくりに定評のある、M3常連の人気サークル、フーリンキャットマークが満を持して初のライブを開催する。
たしかに小さな、でも確かな渋谷系のブームが生まれてきているように感じる。この熱は決して一過性ではない。そう信じている。
だからこそ、いま。そして僕は、この楽曲をまだ聴いていない方々に、いま一度届けたいと、強く思う。
Do You Believe In Magic?
パズルで遊べるカフェに行った
みなさまはパズルがお好きでしょうか?
なーんて聞いといてなんだが、おれはパズルがにがてだ。
だってそうだろう。
ああいうのは頭を使う。試行錯誤を繰り返し、ロジカルに解く方法を組み立ててゆく。
おれは、頭がわるい。その上、飽き性である。根性がないのだ。ついでに言えばやる気もない。まったくもってこういうものに向いていない。おれには縁のないものだとおもっていたのだ。
だが、ひょんなことからパズルに挑戦することになった。しかも、世界的なパズルデザイナーさんのお宅に訪問するのだという。
おいおいまじかよ。おれみたいなやつがそんなところに行っていいのかしら。ジグソーパズルのピースを撒かれて追い返されたりはしないか。
おっかなびっくり、行ってきました。
新たな扉が開いたよ。
きっかけは、さいきん知り合った友人が声をかけてくれたことだ。
なんでも、彼の友人に世界的パズルデザイナーのかたがいらっしゃるとのこと。そして、パズルとカフェを合体させた「パズルカフェ」を経営しているそうだ。なんだそれは!
「よかったらぜひ行きませんか?」その問いに不安を感じつつも、気がついたら「ぜひ!!」と書いた返事を送っていた。
本厚木駅にきました。新宿から急行でだいたい1時間弱。
そのパズルデザイナーさんが運営するパズルカフェ「パズラボ」は本厚木駅からバスで向かう。13番乗り場から、53・54・55系統のいずれかに乗り、「戸田」バス停で下車すればいい。
……と書いたが、じつはこのあたりはおれの生活圏内である。戸田にある大型のホームセンターには仕事でよく来ていた。
よって、本日は車である。まさかこんな近くにこんなへんなお店(失礼だがあえてそう言わせていただこう)があるとはおもわなかった。
駅で、友人であり声をかけてくれたほうどうさん、そしてルービックキューブが得意だという惰眠さんと待ち合わせをした。この3人でパズラボに向かうのだ。
ということでやってきました。
パズルカフェ、という文字からいまいちイメージできない建物だった。ここがほんとうにそうなのか。どっちかって言うとお寿司屋さんとかじゃないのか。
まちがってなかった。よかった。
中に入るとたくさんのパズルが!
入場料は不要。カフェ内にあるパズルは遊び放題!
ただ、あくまでもカフェなので、ドリンクは注文しておこう。
メニューはこちら。パズル遊び放題なのに、良心的なお値段。
店長のえぢナガタさん。フレンドリーでおもしろいかただが、世界的なパズルデザイナーだそう。
店長のえぢさんと奥さま、そして2人のお子さんが迎えてくれた。
2人のお子さんはとてもなつっこくて、かわいらしくて。カフェに来たと言うより、まるで先輩の家に遊びに来たような感覚になった。こういう雰囲気、すきだよ。
ルービックキューブだけでもこんなに種類がある。
右上の矢印のついたものは「ラッチキューブ」と言い、矢印の方向にしか回せないという特徴がある。三角形のものは「ピラミンクス」という名前なのだと、惰眠さんが教えてくれた。
ルービックキューブといえば、3×3マスの四角形というイメージだったが、こんなに種類があるとは!へぇー!おもしろい!!
えぢさんが世界コンクールで優勝したというパズル。
これはこのケースのなかに、この4つのポロシャツをうまくはめ込んでいくパズルだ。ケースの表と裏にそれぞれちがう形の枠があり、難易度がちがうのだという。
めちゃめちゃむずかしく、途中で投げ出してしまったのだが、ルービックキューブが得意な惰眠さんはさすが、見事に正解を導き出した。すごいぞ!!
なお、正解の写真を載せてしまうと、見たひとが簡単に解けてしまうため、撮影はNGだ。「パズルは解きかたをかんがえるのがおもしろいんですよ」とは作成者のえぢさんの言葉だ。みなさんもぜひ足を運んで、自分の手で正解を見つけていただきたい。
ちなみに、解いた瞬間を見ていたにもかかわらず解けなかった男が約1名いたということも記しておきたい。いやね、これむずかしいんすよ。まじで。
こちらは、はみ出したちいさな三角を、大きい三角の枠の中にはめるパズル。
これは比較的かんたんなものだそうだが、おれが人生で初めてクリアしたパズルとなった。いやぁ、勝手なのは承知の上だけど、解けるとパズルってのはたのしいもんだな!!
このパズルをクリアしたおれに、えぢさんが「じゃあこれはどう?」などと持ってきてくれたのがこれだ。
こちらのラッキーキューブは
特定の動かしかたをすることでどんどん開いてゆく
組み合わせることもできる。
本来は問題集を開いて、そこに描かれたかたちを作っていくものだそうだが、おれはしっちゃかめっちゃかにいろんなかたちを作ってあそんでいた。こういうのっていろいろいじってみたくなりませんか。いやーたのしい!!想定した遊びかたではないんだろうけど。
こんなでっかいものまで。パズルに大きさの制限はない。
このでっかいやつは、下の輪っかを外すのが目的のパズル。ここまででかくする必要があったんだろうか。見た目のインパクトとシンプルなゲーム性につい笑ってしまった。
座って解くのはなかなかむずかしく、最終的にみんなほぼ立って遊んでいた。解くために、持ち上げたり、上下さかさまにしたり。めちゃめちゃ身体をつかう系のパズルであった。
色々なやんでいると、えぢさんご夫婦やお子さんが「おっ、そうきたかー」「さかさまにしたねー!みんな見てー!」なんてちょこちょこ声をかけてくれるのもたのしい。
こちらは座って遊べるやつ
球がコの字型に繋がったコマを転がしながら右下のゴールを目指すパズル。
オレンジの球を指定の場所に配置することで、初心者から上級者まで難易度を調節して遊ぶことができるすぐれものだ。
惰眠さんが速攻でクリアして、場の全員から大歓声を浴びていた。なんだこのひと、キューブだけじゃなくてパズル全般めっちゃうまいやんけ。すげぇ。
こちらのチロルチョコは
元通りにしまうだけでもむずかしい。
お聞きしたところ、チロルの向きを考慮しない場合、なんと206万通りのしまいかたがあるそうだ。本来は決められたかたちを作るパズルだそう。このチロルはなかなか手ごわかった。ただ出して片付けただけなのに。
このチロルチョコはうかつに手を出してはいけない。危険である。
パズルがにがてだ、などと言っていたが、気付けばあっという間に4時間が経っていた。えぢさんが、おれたちの興味や難易度に合わせて、色んなパズルを持ってきてくれるのだ。提案型のお店である。ほんとうにパズルがすきなかたなんだなー。
おれも、にがてだからいやだーなどと思わずに、もっと早くやってみたらよかったのかもしれない。いやー、こんなにたのしめるとはおもわなかった。
えぢさん一家、どうもありがとうございました!
この「パズラボ」の営業日は基本的に、土・日の各1日ずつの月2回。ふらっと行っても、やっていないので注意が必要だ。
営業日はホームページから2ヶ月分確認することができる。営業日のリクエストも受け付けてくれるそうなので、気軽に連絡してみてもいいとおもう。
パズルに初めて挑戦するひとたちにも最適な場所だとおもいますよ。
ずっと、めちゃめちゃ爆笑してた。
取材協力:パズラボ
神奈川県厚木市戸田2517
【電話番号】090-9824-2679
【営業時間】10:00~18:00 (最終入店は17:30まで)
※月に2回程度の営業のため、ホームページからご確認を!