Low cost, Low price & High return

たまにだらーっとむだなことを書きます。

「寿司クロワッサン」は本当に流行るのか

きっかけはTwitter相互さんの一言だった。

おおう、なんだなんだ。その不穏な単語は。

あわててモーメントを確認してみる。

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マジだった。

いやいや、うそだろう。なんだよその組み合わせ。ありえないだろう。

いったいどんなものなんだ。

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おおう、まさしく寿司クロワッサンだ。そうとしか言いようのないものが出てきた。

どんなキメラだ。MOTHER3か。糸井重里がつくったのか。

 こんなツイートをした。

まぎれもなく本心である。

さて、このモーメントに出てきた記事を確認してみよう。

www.businessinsider.jp

なんだ、2017年の記事ではないか。

どうしてだ。なぜ今さらそんなものが掘り起こされてきたのだ。

寿司クロワッサンにがぜん興味がでてきたので、Googleで調べてみる。

他の記事はどうなんだ。 

youpouch.com

見つかった。しかもこっちは2015年の記事だ。

来てないよ!3年経ってもぜんぜんブームが来てないよ!!

誰だよ「今年流行るのでは」なんていってるやつは。

海外ではともかく、日本ではこれっぽっちも流行る気配が見られないよ!

 

いや、待てよ。だが、逆に言うといまこの流れに乗れば

みんなに「まだ寿司をご飯で食べているの?」と言えるやつではないか。

そうだ、流行の最先端に乗ってやるのだ。

なんたってサンフランシスコ流だ。横浜も渋谷も目じゃないぜ。

この田舎町からムーブメントを起こすのだ。

よし、そうと決まればさっそく試してみよう。

 

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さっそく材料を買いに行った。

クロワッサンだが、一般的な三日月型のものを用意した。

その時点で若干ちがうような気がしないでもないが、きっと気のせいにちがいない。

そして、1つ目の記事の中に

 

「寿司ロールというよりは、

ベーグルにスモークサーモンを混ぜたようなものだった。」

 

という感想があった。なるほど、このクロワッサンはベーグル寄りなのだな。

ということは、ベーグルでも試してみる必要がありそうだ。

 

と、おもったのだが、このベーグルが売っていない。

スーパーを3軒ハシゴしても売っていない。

田舎町にはベーグルなどというしゃれたものはないのだ。

ううむ、こまったぞ。

と、ここでひとつ「それっぽい」ものに目が留まった。

 

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イングリッシュマフィンだ。その場でちょっと調べてみたら、

イングリッシュマフィンはベーグルと同じ材料で作るらしい。

ということは、これはもう実質ベーグルということだ。

よし、これに決めた。

 

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 買ったお店がバレるので、ダムで隠した。

 

魚のバリエーションも増やしてみた。

サンフランシスコのお墨付きがあるのだ。スモークサーモンがうまいのは当たり前だ。

日本人ならみんなだいすきなマグロ、上品な味わいのスズキ、脂ののったハマチ。

サーモンに加えて、この3種類の刺身を用意した。

さぁ、寿司クロワッサンよ!ここ極東の地・日本でさらなる進化を遂げるのだ!

 

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カリカリに焼いたクロワッサンである。バターの香りがたまらない。

できればこのまま、もしくは追いバターをして食べてしまいたい気持ちが一瞬よぎる。

いやいや、いけない。今日はこの田舎町からビッグウェーブを起こすのだ。

 

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サーモンと海苔を用意。

 

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香りづけにごまをひとかけ。

本来はわさびをたっぷりかけるらしいのだが、今回は省略する。

理由はおれがからいものが苦手だからだ。

 

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さあ、もう後戻りはできないぞ。

 

・クロワッサン×スモークサーモン 

意外とそんなにマズくはない、むしろそこそこイケる部類だ。

サーモンのスモーク臭が食欲を引き立てる。

サンドイッチにサーモンとアボカドをはさんだやつがあるだろう。

それに、鮭のバター焼きという食べものもある。

クロワッサンとサーモンは、じつは案外相性がいいのだ。

ただ、正直なところ、別々に食べたほうがおいしいような気がする。

 

好み度:☆☆☆

もうちょっとがんばりたい度:☆☆☆☆☆

 

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さて、ベーグルことイングリッシュマフィン。

パンの食感が変わることによってどう化けるか。

 

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オーブンで焼いたマフィンの上に海苔を乗せると、一瞬で張り付く。

また今後役に立たない知識がひとつ増えてしまった。

 

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・イングリッシュマフィン×スモークサーモン

うまい、普通にうまいぞ。

クロワッサンでも案外イケるな、とおもったが、パンに甘味がないだけになおウマい。

今回はそのまま挟むことを意識してみたが、バターを足してみてもいいだろう。

クリームチーズやマヨネーズも合いそうな気がする、とここまで書いて気がついた。

それ、ただのスモークサーモンのサンドイッチだわ。

 

好み度:☆☆☆☆

こういうものはもうあった度:☆☆☆☆☆

 

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・クロワッサン×スズキ

白身魚もムニエルになったりするだろう、きっと合うのではないか。

そうおもったのだが甘かった。

魚の風味が繊細なだけに、海苔とゴマにすべて持っていかれてしまう。

意外にも、クロワッサン自体との相性はそんなに気にならないのだが、

和のもの同士がぶつかり合ってしまうという誤算だった。

 

好み度:☆☆

ぶつかったのはそっちだったか度:☆☆☆☆☆

 

 

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・イングリッシュマフィン×スズキ

海苔との相性問題はパンの種類には関係がなかった。

敵はパンではない。身内にいたのだ。

 

好み度:☆☆

パンは問題じゃなかった度:☆☆☆☆☆

 

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脂ののったハマチ、寿司ネタのなかで、こいつが5本の指に入るくらいすきなのだ。

さぁ、その力を見せてくれ!

 

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・クロワッサン×ハマチ

よーく乗った脂、じつにこいつがくせ者だった。

ほんのり甘いクロワッサンに致命的に合わない。

甘さで逆に生臭さが強調されてしまう。

うーん、醤油をかけてご飯と食べたかったぞー!!

 

好み度:☆

やっぱりパンが問題だった度:☆☆☆☆☆

 

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・イングリッシュマフィン×ハマチ

食感の上ではひじょうに一体感をかんじることができる。

歯ごたえのあるマフィン、もっちりしたハマチ。

どちらもとても噛みごたえがある。その点ではサーモンよりも上であろう。

ただ、脂問題が解決していないのだ。

脂の多い魚はどうやらパンと合わないということがわかった。

みなさまにおかれましては今後の参考になさっていただきたい。

 

好み度:☆

お肉の脂だったらよかったのに度:☆☆☆☆☆

 

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最後に控えているのはマグロである。

ネギトロでは海苔との相性もばっちりだし、

熱いものとの組み合わせも、ご飯の上に乗った鉄火丼として実績が豊富だ。

煮ても焼いてもイケるオールラウンダー。

もっとも色んな調理方法をされている魚のひとつではあるまいか。

 

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・クロワッサン×マグロ

しかし最大の欠点があるのだった。

血なまぐさいのだ。

ハマチのときもそうだったのだが、クロワッサンの甘さとの対比で

血の味がより強調されてしまう。

友人に「マグロは血の味がしてダメだ」というやつがいる。

なにをいっているんだ、こんなにうまいのに。とおもっていたが、

今なら彼の気持ちがわかる。

15年以上の長い年月を経て、ひとはわかりあえたのだ。

マグロ寿司ワッサンよありがとう。

 

好み度:☆

相互理解促進度:☆☆☆☆☆

 

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・イングリッシュマフィン×マグロ

血なまぐささは変わらない。

もはやパンの種類どうこうでこれに対抗するのは無理だ。

煮るなり焼くなり、マグロ側に何らかの処置を施さねば……!

そして食感がかなりきびしい。

食べごたえのある食感は、おいしいもののときはよりうまく、

■■いもののときはよりハードに感じさせるものなのだなぁ。

 

好み度:

世界の平和を祈りたくなる度:☆☆☆☆☆

 

 

ということで、寿司クロワッサンを食べまくってみたのだが、

やはりスモークサーモンはほかの魚に比べて味わいが段違いによかった。

いや、他のがあまりにもアレすぎて、感覚がマヒしていたのかもしれないが、

意外とうまかったのだ。

やっぱり、選ばれるには理由があるということだ。

 

特に、「うーん!サーモンサンドが食べたいけど、家にスモークサーモンと

イングリッシュマフィンしかないよ~!」という時には

ぜひとも合わせて食べてみていただきたい。

 

 

うん……でも、申し訳ないけど、やっぱり流行りはしないとおもうな。